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韓国冷麺の原料はどんぐり?!カロリーについても調べてみた!

2018年7月31日

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冷麺は日本でも大人気の韓国料理!

サムギョプサルやチーズダッカルビなど日本でも大人気の韓国料理。その中でも日本で長く愛されている韓国料理の1つに冷麺があります。 焼肉のシメや食欲の無くなる暑い夏にもサッパリと食べれる冷麺は大人気です!夏の韓国旅行に冷麺は外せない!という方も多いのではないでしょうか?

しかし、サッパリしているけど冷麺って麺だしカロリーが高いんじゃないの?と心配な方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、冷麺の原料やカロリーなどをご紹介していきます!

韓国冷麺の原料はどんぐり?

韓国冷麺の原料はどんぐりという噂があるようです。確かに独特のコシのある食感と、そばの様な色の冷麺の原料が何なのか気になりますね。実際には、すべての冷麺がどんぐりから作られている訳ではありません。どんぐりから作った麺を使っている冷麺もありますが、あまりメジャーではありません。

地方によっては、どんぐり麺を使った冷麺が一般的なところもあるようです。韓国語でどんぐりは도토리(どとり)といい、メジャーな食品の1つで最近は低カロリーで栄養価の高いダイエット食品として人気を集めています。도토리(どとり)を使った韓国料理は冷麺以外にもたくさんありますので、韓国旅行の際に一度食べてみてはいかがでしょうか?

韓国冷麺の原料は2種類あった!

韓国冷麺(ネンミョン)は、ムルネンミョンとピビムネンミョンの2種類あります。どちらも、現在でいうところの北朝鮮から生まれました。夏のイメージがある冷麺ですが、もともとは寒い地域で冬によく食べられていました。

ムルネンミョンは平壌(ピョンヤン)発祥、ピビムネンミョンは成興(ハムン)発祥と言われています。ムルネンミョンは汁のある冷麺、ピビムネンミョンは辛いタレと混ぜて食べる冷麺のことです。

また日本では盛岡冷麺がお馴染みですが、盛岡冷麺は朝鮮半島出身のオーナーが、北朝鮮式の冷麺を日本人の口に合うように改良して自身のお店で冷麺を出したのが最初と言われています。

盛岡冷麺と韓国冷麺の大きな違いは、原材料です。盛岡冷麺は、パスタと同様に小麦粉を主原料として使っているのに対して、韓国冷麺は主にそば粉とでんぷんが主原料となっています。小麦粉ではなくそば粉を使うことで、あの独特な色と食感になるんですね!

韓国冷麺のカロリーは?

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牛肉やゆで卵などのトッピングによって変わってきますが、ムルネンミョンは、約500Kcal、ピビムネンミョンは約600Kcalです。ピビムネンミョンはソースと混ぜるのでその分カロリーが高くなりますね。

一方で盛岡冷麺のカロリーは、一人前約500Kcalと韓国冷麺とほぼ差はありません。

冷麺はヘルシーなイメージがありましたが、意外とカロリーが高いんです。冷麺はお肉と一緒に食べる方が多いと思いますが、お肉も合わせたらカロリーオーバーしてしまいますね。

そば粉が原料の韓国冷麺はダイエットにも最適

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韓国冷麺はカロリーが高いので太りやすいと思われがちですが、実はダイエットに最適な食品なんです!その理由は、韓国冷麺の主原料がそば粉であるからです。そば粉は小麦粉よりもGI値が低いため、血糖値が上がりずらく太りにくいです。

また、そば粉は小麦粉よりも栄養価が高い食品です。ビタミンは小麦の3倍以上、他にもカルシウムやマグネシウムも豊富で、ダイエット中の主食にぴったりです。しかし先ほども説明したように、韓国冷麺と盛岡冷麺の原料は違うので注意が必要です。

盛岡冷麺は主原料が小麦なのでダイエット中には控えたほうが良さそうですね。また、韓国冷麺はトッピングに牛肉やゆで卵がついていることが多いですが、ダイエット中にはトッピングは食べ過ぎないように気を付けてください!

でんぷんが原料の韓国冷麺も

ピョンヤン冷麺とハムン冷麺

韓国冷麺には、平壌発祥のムルネンミョンと成興発祥のピビムネンミョンがあるとご紹介しましたが、それぞれ平壌冷麺(ピョンヤンネンミョン)と成興冷麺(ハムンネンミョン)と呼ばれており、伝統的なものだと原材料も異なります。

平壌冷麺はそば粉とでんぷん、成興冷麺はさつまいもやじゃがいものでんぷんから作られています。でんぷんが主成分の成興冷麺は、歯ごたえのある麺と、エイなどの刺身とコチュジャンベースのソースを混ぜて食べるのが特徴です。

しかし現在、平壌冷麺や成興冷麺の専門店以外の韓国の一般的な飲食店で食べられる冷麺は、ムルネンミョンもピビンネンミョンもそば粉と小麦粉を混ぜ合わせたものがほとんどです。

今、韓国で平壌冷麺がブーム

先日行われた南北首脳会談の夕食会のメニューに平壌冷麺が出されたことから、いま韓国では平壌冷麺が大ブームです。人気の店では40分待ちになることもあるそうです。平壌冷麺の専門店はソウル市内にもたくさんありますが、その中でも人気のお店をご紹介します。

又來屋 Woo Lae Oak

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ソウル市内最高の平壌式冷麺専門店の一つとしてミシュランンに選ばれた又來屋は、1946年の開業以来伝統の味を守り続けている人気店です。韓国の人気グルメ番組、水曜美食会でも紹介されて注目を集めました。場所は、旅行でも行きやすいウルチロサガ駅の4番出口から徒歩2分ほどです。

また又来屋は平壌冷麺だけでなく、プルコギや日本では食べれなくなってしまったユッケもおいしいと評判です。大人数で行かれる際には、プルコギと冷麺をシェアして食べるのも良さそうですね!冷麺にしてはお値段が高めですが、普段食べている冷麺とはひと味違う冷麺も、一度食べてみたはいかがでしょうか!?

冷たくて夏にぴったりの冷麺。ダイエット効果もある韓国冷麺を食べて、涼しく今年の夏を乗り切りましょう!

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