ズッキーニに似た野菜「韓国カボチャ」のレシピをご紹介!
韓国カボチャをご存知ですか?韓国には「エホバク」と呼ばれるズッキーニに似た野菜があります。韓国料理が好きな方はご存知の方も多いでしょう。韓国では年間を通して出回っており、韓国料理には欠かせない存在なのです。
韓国カボチャは栄養的にも優れており、肺を潤すので咳を鎮める働きがあります。また、身体にこもった熱を冷ます働きがあります。他には、利尿作用が高いため、むくみを解消したいときにはオススメの食材です。
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韓国カボチャで作る離乳食にもオススメな「お粥」のレシピ!
胃が弱っているときにオススメのお粥です。調味料が入っていないため、韓国では赤ちゃんの離乳食としても人気のレシピです。もちろん、ちょっと味が欲しいというときは、お好みで塩を少し入れて調整されると、より美味しくいただけます。
<3人分>
お米 45g
もち米 15g
韓国カボチャ 60g
水 450cc
※ お米ともち米は30分くらい水に漬けておきます。急いでいる場合には、省略しても大丈夫です。
<レシピ>
- 韓国カボチャを微塵切りにします。
- お米ともち米、そして用意していた水から、お玉の一杯分くらい(ミキサーし易いように)を入れ、お米と一緒にミキサーします。
- お米ともち米をミキサーしたら鍋に移し、残りのお水もすべてお鍋にいれて20分くらい火にかけます。なべ底に焦げ付かないように、時々かき混ぜてください。
- 20分経過したら、韓国カボチャを入れて10分弱火にかけて、その後10分ほど蒸らしたら完成です。
韓国カボチャを使った美味しいレシピ「エホバクジョン」!
韓国家庭の定番料理といえば「エホバクジョン」!ジョン(전)は、薄切りしたり微塵切りしたりした魚、肉、野菜などに味付けをした後、小麦粉をつけて油で焼いた物です。簡単に言えば、チヂミの様なものです。手軽に作れるので、忙しいお母さんの強い味方になってくれます!
<材料 2人分>
- 韓国カボチャ 1個
- 薄力粉 大さじ1
- 卵 1個
- 塩コショウ 少々
- ポン酢
<レシピ>
- 韓国カボチャは5mmくらいの厚さで輪切りします。
- 韓国カボチャに薄力粉を軽くまぶします。
- ②に溶き卵を絡ませます。
- サラダ油を回したフライパンで中弱火で焼きます。
- 裏側も黄金色にじっくり焼きます。
- 焼き上がったら少し余分の油を取り温かいうちに、ポン酢につけてお召し上がりください。あれば、ポン酢にごま油を少し加えると、本場の味になりますよ。
韓国のカボチャで作る「エホバクのナムル」
ズッキーニよりも甘味のある韓国カボチャはナムルにしても美味しくいただけます。甘い風味とごま油の香ばしさが食欲を刺激してくれます。冷めても美味しいので、作り置きにもオススメの一品です。
<材料 2人分>
- 韓国カボチャ 1本
- にんにく 1かけ
- 塩 2つまみ
- さとう 小さじ1
- ごま油 大さじ1
- 白すりごま 大さじ1
<レシピ>
- 韓国カボチャは半月型に薄切りにします。にんにくは細かく砕くか、摩り下ろしを使用。
- フライパンにごま油と、おろしたにんにくを入れ香りが立つまで弱火で炒め、韓国カボチャを加えて炒めます。
- ②に火が通ったら、塩、さとう、すりゴマを加えなじませて出来上がりです。
韓国カボチャのオススメの食べ方は「テンジャンチゲ」!
テンジャンチゲとは具沢山の味噌汁のことです。ほくほくのズッキーニとジャガイモが入ったテンジャンチゲは、昔から愛されている韓国料理のひとつです。寒い季節に食べると、体と心まで温かくなりますよ。
<材料 3人分>
- 韓国カボチャ 1/2本
- じゃがいも 1コ
- 玉ねぎ 1/2
- 椎茸(きのこ類ならなんでもOK) 2コ
- 豆腐 お好みで
- 水 4〜5カップ
- 和風顆粒だし 小さじ1
- テンジャン(日本の味噌でも代用可) 大さじ2〜3
- コチュジャン(無くてもOK)大さじ 1/2
- ニンニクすりおろし 小さじ1
- 青ネギ 少々
- 韓国カボチャはスライス(大きいものは横半分に切ってから半月切り)玉ねぎはくし切り、じゃがいもは小さめのひと口大、豆腐は大きめに切ります。
- 豆腐と青ネギ以外の材料と調味料を鍋にいれて、中火で煮込みます。
- ジャガイモが柔らかくなったら、豆腐と青ネギを入れて少し煮込めば完成!
※テンジャンチゲは煮込めば煮込むほど美味しくなると言われています。家庭にもよりますが、30分程度は煮込むことをオススメいたします。