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韓国語で「月」は「ウォル」と「タル」の2種類
日常会話でもよく使用する「月」の韓国語には、2種類あります。
一つ目は「月」を漢字語で発音した「ウォル」があり、ハングルでは「월」と書きます。
もう一つは韓国語独自の「月」で、「タル」と発音し、ハングルでは「달」と表現します。
ネイティブ韓国人のように発音するポイントは、「ウォル」、「タル」共に「ル」の発音を巻き舌で発音すること。
「ル」と発音するときに、舌先がどこにもついていない状態が確認できれば、正しく発音できています。
韓国語「月」のまとめ
ハングル | 월、달 |
カタカナ読み | ウォル、タル |
意味 | 月(暦やmoon) |
発音のポイント | 「ル」を巻き舌で、舌先がどこにもつかないように発音 |
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2種類の呼び方がある韓国語の「月」は、月日の「月」や月数(カ月)を数えるとき、空にある「月」を表します。
しかし、「ウォル」を使用するのか「タル」を使用するのかでルールが変わってくるので、注意が必要。
そこで今回は、現在韓国留学中の筆者が2種類の韓国語の「月」を使った12月までの言い方や、月数の数え方をマスターできるように詳しく解説!
記事の後半では、空の月の名前の言い方をまとめているので、最後まで見てみてくださいね。
それでは、韓国語の「月」について一緒に勉強していきましょう!
韓国語「ウォル월」は漢数詞と使う
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2種類の「月」のうち、「ウォル(월)」は漢数詞と一緒に使用します。
漢数詞とは、数字を「일(イル)、이(イ)、삼(サム)・・・」と数える言い方で、日本語の「1(いち)、2(に)、3(さん)・・・」にあたる数え方のこと。
冒頭でもお話したように、「ウォル」は漢字の「月」を韓国語読みしたものなので、漢字同士で使用すると言うことに納得できますね。
「ウォル」は、12月までを数えるときや月数を数えるときに使用できます。
ここからは「ウォル」を使った12月までの数え方や月数の数え方をチェックしていきましょう!
1月から12月までの数え方
1月から12月までを数えるときは、漢数詞+월(ウォル)で表すことができます。
1月~12月の数え方
ハングル(カタカナ読み) | 意味 |
1월(イルォル) | 1月 |
2월(イウォル) | 2月 |
3월(サムォル) | 3月 |
4월(サウォル) | 4月 |
5월(オウォル) | 5月 |
6월(ユウォル) | 6月 |
7월(チルォル) | 7月 |
8월(パルォル) | 8月 |
9월(クウォル) | 9月 |
10월(シウォル) | 10月 |
11월(シビルォル) | 11月 |
12월(シビウォル) | 12月 |
上記で「ウォル」という発音になっていない部分は、韓国特有の発音であるパッチムの影響を受けているから。
※例えば、「1월(イルォル)」はハングルで「일월」となり、「일」の「ㄹ」がパッチムにあたります。
「ウォル」の前の文字にパッチムがあれば、「ウォル」の発音も影響されるので注意したいポイントです。
また、6月と10月だけ読み方が例外ですので注意してください。
- 6月:6월(ユウォル)
- 10月:10월(シウォル)
漢数詞で「6」は「육(ユク)」/「10」は「십(シプ)」
ですが、「ウォル」とくっつくと
「유월(ユウォル)=6月」/「시월(シウォル)=10月」
とそれぞれパッチムが脱落し、読み方が変化します。
「육월(ユグォル)」や「십월(シブォル)」にはなりませんので、覚えておきましょうね。
月数(~カ月)の数え方
月数(~カ月)の言い方は、漢数詞+개월(ケウォル)で表現できます。
月数の数え方
ハングル(カタカナ読み) | 意味 |
1개월(イルゲウォル) | 1カ月 |
2개월(イゲウォル) | 2カ月 |
3개월(サムゲウォル) | 3カ月 |
4개월(サゲウォル) | 4カ月 |
5개월(オゲウォル) | 5カ月 |
6개월(ユッケウォル) | 6カ月 |
7개월(チルゲウォル) | 7カ月 |
8개월(パルゲウォル) | 8カ月 |
9개월(クゲウォル) | 9カ月 |
10개월(シプケウォル) | 10カ月 |
11개월(シビルゲウォル) | 11カ月 |
12개월(シビゲウォル) | 12カ月 |
「~개월(ケウォル)」は「~カ月」の漢字を韓国語読みした漢字語。
漢数詞に「개월(ケウォル)」をつけるだけで、パッチムによる発音の変化もありません。
漢字語は、日本語の漢字の発音と似ている音が多いので、覚えやすいかもしれません。