韓国文化

韓国人の生活を覗いてみよう!良い所と悪い所、その実態は?

2018年3月26日

韓国の生活のマナーは?

まず食事のマナーとして、食器はテーブルに置いたまま食べることがマナーです。そもそも、韓国の食器はステンレスなので持ち上げると熱いので持てないのですが日本人にとってはなんとなく後ろめたい感じがします。食器を持ち上げて食べると「誰も取らないからそんな貧乏人のような食べ方は止めなさい」と注意されることもあります。

韓国では食器を持ち上げる=飢えている人が人からとられないようにする仕草というイメージなのです。ご飯やスープのようなものはスプーンで、おかずはお箸で食べることが普通です。

またおしゃれなお店や、高級店でも仲のいい人同士の場合には相手の皿やスプーンにおかずをのせてあげることはルール違反ではありません。そして食事の世話を焼くことはお互いが仲がいい証明でもあります。

韓国に行ったときに日本人が驚くことの一つに、トイレットペーパーの問題があります。日本と違い、韓国では紙の質もよくなく下水設備も確立されていないため、日本の感覚でペーパーを流しているとトイレが詰まってしまいます。

これはホテルでも一般家庭でも同じことです。そのためスターバックスのようなおしゃれなカフェでもトイレには大きなごみ箱があり、拭いたあとの紙が捨てられています。

日本だとこういう汚物入れにはふたがあり、他人に見せないようにするのが普通ですがふたがないため捨て方によっては見たくないものを見ることになります。大きなホテルでもよくある光景なので、流していいトイレかそうでないトイレかをしっかり確認しましょう。

韓国の生活の文化の特徴は?

日本と違う韓国の生活文化の特徴は、「人の距離が近い」ことです。上司と部下でもボディタッチは当たり前。女の子の友達同士は手をつないで歩き、男の子の友達同士もべったりくっついて歩く姿も珍しくありません。

仲良しの友達同士でご飯を食べる時には自分の海苔巻きを「あーん」と相手に食べさすこともよく見る風景です。お母さんと息子が仲良く買い物に行き、お母さんのバッグを息子が持っているというのも見かけます。日本ではあまり他人のパーソナルスペースに入ることを良しとしませんが、韓国では親密さの証明といえます。

似ているようで様々な違いがある韓国と日本。どちらが良い悪いではなく、これもそれぞれの文化として受け入れてみるのも良いかもしれませんね!

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