似ているようで似ていない韓国と日本
日本と韓国、距離は近く似ているところも多い国ですが違う部分もたくさんあります。実際に韓国の人と知り合ってもお互い生活の状況を知らなければ違いも判りません。今回はそんな韓国人の生活をのぞいてみましょう。
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韓国の生活水準はどんな感じ?
韓国の生活水準は、生活水準の考え方は様々です。家族単位で考えた時に持ち家がある人は日本に比べて少なく家族は男女に別れて並んで眠ったり同じベッドで眠ることは珍しいことではありません。お風呂も日本では普通のバスタブがある家は少なくシャワーのみの家が多いです。
韓国の生活の実態とは?
韓国の生活実態では日本との違いがいろいろあります。いくつかご紹介してみましょう。例えば暖房。日本ではエアコンは部屋を暖めるものですが、韓国のオンドルは家全体を暖めるものです。ですから、廊下やトイレなどもむしろ暑いくらいということもあります。
また、家族が一つの布団やベッドで眠ることに抵抗がありません。これは韓国の住宅事情もあると思いますが、お父さんとお兄ちゃんと弟が同じ部屋で寝て、お母さんと妹とお姉さんが同じベッドで眠る。という家族は普通です。
例えば友達が突然来た、泊まることになった場合には男女別のどちらかに眠ることになります。客間がない家も多くありますので、客用布団などもなく家族同然に扱われるという感じです。ホームスティなどを受け入れている家庭では、個室を持っている家が多いので日本人がこの体験をすることは少ないかもしれません。
学校生活も日本と韓国では大きく違います。例えば韓国では日本ほど泳げる人口は少ないようです。というのも学校の授業に水泳の科目がないからです。また、中学、高校で韓国人が良くあこがれているという日本の学校生活に「部活動」があります。
受験戦争の激しい韓国では、中学高校の学校が終わったら塾や自習で深夜0時くらいまでは勉強が普通です。クラブ活動はありますが、日本のように活発なものではなく週数時間程度の物です。
生徒会やクラブ活動をして、終わったら部活のメンバーでみんなでファーストフードにいったりという漫画やドラマの世界は韓国人にとっては憧れの世界だといわれています。