韓国語能力試験のレベルは?
韓国語能力試験では6段階のレベルが分かれており、初級または中級・上級を選択して受験するようになります。級の指定はできません。
TOPIKⅠ(初級)
【1級】自己紹介、買い物、飲食店での注文など生活に必要な基礎的な言語(ハングル)を駆使でき、身近な話題の内容を理解、表現できる。約800語程度の基礎的な語彙と基本文法を理解でき、簡単な文章を作れる。簡単な生活文や実用文を理解し、構成できる。
【2級】電話やお願い程度の日常生活に必要な言語(ハングル)や、郵便局、銀行などの公共機関での会話ができる。約1,500~2,000語程度の語彙を用いた文章を理解でき、使用できる。公式的な状況か非公式的な状況かの言語(ハングル)を区分し、使用できる
TOPIKⅡ(中級・上級)
【3級】日常生活を問題なく過ごせ、様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語(ハングル)使用が可能。文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能。
【4級】公共施設の利用や社会的関係の維持に必要な言語(ハングル )機能を遂行することができ、一般的な業務に必要な機能を実行できる。ニュースや新聞をある程度理解でき、一般業務に必要な言語(ハングル)が使用可能。よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解をもとに社会・文化的な内容の文章を理解でき、使用できる。
【5級】専門分野においての研究や業務に必要な言語(ハングル)をある程度理解と使用ができ、政治・経済・社会・文化などの全般に渡った身近なテーマについて理解し、使用できる。公式的、非公式的且つ口語、文語的な脈絡に関する言語(ハングル)を適切に区分し、使用できる。
【6級】専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる。ネイティブ程度までではないが、自己表現を問題なく話すことができる。
2016年度より韓国語能力試験6級合格者は、通訳案内士(日本政府観光局)の韓国語科目試験が免除になりました。通訳や翻訳のお仕事をしたい方は6級が必須となります。
これ以外にも、韓国企業や韓国関連のお仕事に就きたいという方は5級を取るのが、最低ラインだと考えると分かりやすいと思います。ただ、読み書き&聞き取りが出来るのと、実生活で使う韓国語はちょっと差があるので、実力があれば試験の級にはこだわらないという会社もあるようです。
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韓国語能力試験を受ける方は、ぜひ過去問をチェックしておきましょう。こちらのサイトでは公式の過去問が発売されていますよ!
勉強のやる気やモチベーションアップにもつながる韓国語能力試験。みなさんもぜひ、一度受験してみてはいかがでしょうか?ちなみに、韓国在住の方は韓国内で試験を受けることも可能です。
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