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歴史を感じる韓国の食器
日本とは違う形や種類の多さが目を引く「韓国の食器」。お茶碗ひとつ取っても、日本で私たちが使用しているものとは形や素材が違いますよね。
今回はそんな韓国の食器のお話や、韓国で人気の食器などを紹介していきましょう!
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韓国で一般的な食器は“ステンレス”?
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最近では日本にある韓国料理店でも韓国の食器を使用しているのを見かけますね。中でも、私たちが一番目にしている韓国の食器と言えば冷麺を入れているステンレス製のボウル型食器。そして、韓国ではお茶碗もステンレス製のものが多くあります。
ステンレス製の食器は熱に強く、いつも清潔に保つことが出来ますが、実は韓国でステンレス製の食器が使われている由来はちょっと違うところにあることをご存知ですか?
韓国が朝鮮時代だった頃は階級社会であったため、上流階級である両班(ヤンバン)は、毒を盛られることを恐れて銀食器を使用していました。銀は猛毒であるヒ素に反応するため、毒が盛られていると一目でわかるということですね。
その後、上流階級に憧れを持つ一般庶民たちが銀食器を真似するようになり、韓国ではステンレス製(銀食器)の食器が主流となりました。
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最近では一般家庭や食堂でも、お茶碗以外の食器は私たちと同じような陶器製の食器がほとんどとなりました。お箸やお茶碗などは、まだステンレス製のものが多く使われていますね!
ちなみに筆者も持っている韓国のステンレス製のお茶碗ですが、お茶碗にごはんを入れてそのまま炊飯器で保温が出来るという、実は優れた商品でもあります。(蓋付きのお茶碗に限る) 保温されたお茶碗は素手で持てないくらいアツアツになるのですが、これは韓国の食堂などでも使用されており、韓国では当たり前なんだとか!ステンレス製のお茶碗をお持ちの方はお試しくださいね。