韓国語

先生の韓国語「선생님(ソンセンニム)」まとめ!日本と違う使い分けに注意!

先生の略「쌤」は親しくなったら使おう!

 

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「ソンセンニム」の省略語「쌤(ッセム)」は、とても親しい先生に使われたり、生徒同士で会話をする時に使われる言葉!

元々は若者の間で使われるスラングであったため、直接先生を呼ぶときに使用される言葉ではなかったのですが、最近は親しい先生に「ッセム」と呼ぶ生徒も多いんだそう。

また、先生自身も生徒たちに自ら「●●●ッセムだよ」と自己紹介することも。生徒にとっては親近感が沸きますよね!

「쌤(ッセム)」を使った例文をあげると、「쌤! 질문이 있어요!(ッセム!チルムニ イッソヨ:先生!質問があります!)」のように使われます。

先生の名前に「쌤(ッセム)」をつけて「●●쌤(ッセム)/●●先生」と呼ぶこともOK!

しかし、「ソンセンニム」は本来「~님(ニム)/~様」がつく立場が上の職業のため、いきなり「ッセム」と呼ぶのはとても失礼!

先生との心の距離が近くなるまでは、「ソンセンニム」と呼ぶようにしましょう。

注意すべき韓国語「先生」の使い方

 

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韓国語で「先生」を使うときに、注意すべきことがあります。

日本では「先生」と呼ばれる職業が、韓国では失礼な呼び方になってしまうことがあるんです。

また、日本では呼ばれることのない職業が、韓国では「先生」と呼ばれるパターンも。

呼び間違いがないように一緒に注意事項を確認していきましょう!

大学では「先生」と呼ばないのが一般的

韓国では大学の先生に対して「先生」と呼ぶことはほとんどありません。むしろ「先生」と呼ぶと失礼に当たることがあります。

日本の大学では、「○○先生」と呼ぶことが多いですよね。

しかし、大学の先生には「教授」という言葉を用いた、「교수님(キョスニム)/教授様」と呼ぶのが一般的!

学校関係の先生は、高校までは「ソンセンニム」、大学の先生は「キョスニム」と使い分けるので注意しましょう。

美容師は「先生」と呼ばれることがある

韓国では美容師が「先生」と呼ばれることがあります。日本では美容師を「先生」と呼ばないので、少し驚きますよね。

これは、韓国人の知り合いに聞いた話ですが、美容師という職業を先生と呼ぶのではなく、元々は美容師の間で部下がスタイリストの上司を「先生」と呼ぶことからきていると言っていました!

また、美容師だけでなくヘアメイクさんやトレーナーなども上記の理由から、「ソンセンニム」や「ッセム」と呼ばれます。

そして、K-POPアイドルたちもこれらの職業の方を「先生」と呼んでいる場合が多いです。

これも、いつもお世話になっている美容師さんやヘアメイクさんなどへ、尊敬の意を表した呼び方であると言えるでしょう。

実際にヘアサロンで美容師を指名するときには、「●●선생님으로 부탁드립니다.(●●ソンセンニムロ ブタッドゥリムニダ)/●●先生でお願いします。」のように表現してOK。

また、最近では「●●스타일이스트(スタイリスト)」「●●팀장님(ティムジャンニム)/チーム長」「●● 원장님(ウォンジャン)院長※ここでは店長の意」などと呼ばれることも多いです。

上下関係が厳しい韓国ならではの呼び方かなとも思いますが、日本でも「●●店長でお願いします」ということもありますよね。

そんな感覚で呼ばれているのだと思えば、納得ですね!

【例外】「先生」でなくても呼ばれる「ソンセンニム」

 

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実は例外として、先生ではない私たちも「ソンセンニム」と呼ばれることがあります。

「ソンセンニム」は知らない人に対しても呼ぶことができる言葉なのですが、この場合は「先生」という意味ではなく「あなた様」というニュアンス。

知らない人に声をかけるとき、敬意を表した呼び方として使用され、日常の中で例えると、コールセンターの人や警察官が私たちのことを「ソンセンニム」と呼びかけてくることがあるでしょう。

この場合は「先生」でなく、「あなた」という感覚で呼ばれているので、びっくりしなくても大丈夫です。

反対に、私たちも知らない人に対して「ソンセンニム」と呼べ、親の年齢以上くらいの人に対して呼びかけることができます。

しかし、実際は年配の方がよく使い、若い人たちはあまり使わない表現です。

「あなた様」の代わりになるからといって、むやみやたらには使わないようにするのが無難かもしれません。

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