日本とは違う刺身の食べ方!韓国の刺身はコチュジャンにつけてサンチュで巻く!

韓国人は刺身好き?

外国人の好きな日本食ランキングで上位に入る寿司。今でこそ寿司は世界的に有名な高級料理と言われていますが、昔は魚を生で食べる日本人を恐れられていた時代があったのです。

そして韓国と言うと焼き肉というイメージですが、実は韓国人も1600年代には生で魚を食べていて、当時それを見た中国人が汚いと言ったそうです。

焼き肉も好きだが、魚も好きな韓国人。なんと魚全体の消費量は日本とあまり変わらないのです。消費量の多くは焼き魚のようですが、刺身好きな人も多いです。

韓国語で刺身は「フェ」と言います。詳しく言うと生きたままの魚をさばいて刺身にしたものが「フェ」なのです。ですから韓国人が「フェ」を食べるときは釜山のチャガルチ市場やソウルの鷺梁津水産市場などのような専門的な場所に食べに行くのがあたりまえだったようです。

今では全国に「フェ」の店がオープンし、ほとんどの店が大きな水槽や生簀を構えています。その中から生きた魚を取り出し、薄く切ってお客様に出すと言うわけです。となるとマグロのような冷凍された刺身は「フェ」とは呼ばないのでしょうか。そもそも韓国人が好むのは白身の魚で、マグロは数年前から人気がでてきたようです。

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刺身のタレはコチュジャンで

韓国で人気の刺身は①ヒラメ②タイ③ウロッです。例えばタイの専門店に行きますと、メニューはタイが中心で、2人前から4人前などサイズによって価格が違います。店によっては「フェ」盛り合わせなどがある店もあります。

サイズが決まり、オーダーしたとたん、テーブルに数々のおかずが並べられます。店によってはおかずだけでテーブルがいっぱいになってしまうとか。

そして「フェ」のタレとして出てくるのがコチュジャンをベースに酢などで味付けされた酢コチュジャン。「フェ」はこれにつけて食べます。最近はわさびや醤油も出してくれる店も増えています。

韓国式!お刺身の食べ方はサンチュに包む?!

そしてメイン料理の大皿にきれいに並べられた「フェ」が出てきます。それでは食べてみましょう。

酢コチュジャンをつけてそのまま食べてみると、かなり弾力のある歯ごたえに驚きます。生きたまま、さばいた魚は日本の刺身とは少し歯ごたえが違うようです。

韓国人は肉と同じように「フェ」もサンチュに包んで食べるのは一般的です。片手にサンチュを広げ、タレをつけた「フェ」を乗せ、お好みで青唐辛子やニンニク、ネギなどと一緒に包んで食べます。

これでは刺身の味がわからなくなってしまうのではと思うでしょう。そうなんです。白身魚ですので刺身本体の味はあまりなく、酢コチュジャンの味で食べるのが韓国人なのです。

タコの刺身はまだ動いているうちが美味しい!

日本では食べられない珍しい刺身に「サンナクチ」があります。「サンナクチ」は生きたタコのことで、食べやすいように小さくカットされていますが、皿の上でまだくねくねと動いている状態で出てきます。

動いているタコを塩を入れたゴマ油もしくは酢コチュジャンにつけて食べます。まだまだ元気なタコの吸盤が口の粘膜に吸いつき、驚く感覚です。タコは新鮮なのでプリプリとした歯ごたえで甘みがあります。

超臭いエイの刺身は韓国人でも苦手?

世界で2番目に臭い食べ物とも言われるのがエイの刺身。全羅南道木浦の郷土料理で、「ホンオフェ」と言い、エイを10日間ほど保存した発酵食品です。韓国人でもその臭さが苦手な人が多いようです。

食べた事がないので聞いた話ですが、口に入れるとアンモニア臭が一気に広がり、歯ごたえも刺身のような柔らかさがないようです。酢コチュジャンやキムチなどが一緒でないとかなりきつい味だそうです。この刺身が食べられる方はかなりの「フェ」通。一度挑戦してみてはいかがでしょう。