日本大使館の韓国の住所と場所、地図はこちら!
建て替え工事のために、移転をした韓国の日本大使館。移転した先の住所は下記になります。
ソウル特別市鍾路区栗谷路6 ツインツリータワーA棟
領事部は8階に移転しているため、同じ建物内というのは便利ですよね!ちなみに移転といっても、以前あった日本大使館の裏側のビルに移転しただけなので、特にアクセスが変わったということはありません。
最寄り駅は5号線の光化門駅または1号線の鐘閣駅で、光化門駅からは景福宮へ行く道のりの途中に位置しています。周辺は韓国の国税局や連合ニュース本社、アメリカ大使館などもあり、オフィス街なので人も多いですよ。
万が一、迷った場合には「日本大使館」と尋ねるのではなく「ツインツリータワー」と尋ねると、この周辺の人は誰もが知っているので安心だと思います。
韓国の日本大使館を訪れる際に気をつけることとは?
元々、あまり訪れることのない韓国の日本大使館ですが、はっきり言うと「用事がない時は行かない方が良い」と思います。
なぜかと言うと、現在建て替え工事が行われている場所の道路向かいには「慰安婦像」が建てられています。この慰安婦問題は、韓国ではまだ解決していない問題とされており、日本が撤去するように伝えても、一向に撤去しない姿勢を取っています。
そのため、このことに抗議した特命大使は2017年1月から約3ヶ月間、「極めて遺憾だ」と述べた上で、赴任地の韓国から引き揚げる事態となりました。
このようなことはあまりないのですが「大使(大使館で一番偉い方)が不在」というのは、実はかなり大きなことであり、万が一私たち日本人が韓国内で重大な事件や事故に巻き込まれた場合、確認などが遅れたり、法的に何もしてもらえないという場合があります。
もちろん、大使も勝手に引き上げたわけではなく、しっかりと抗議の姿勢を見せるということでこのような対応をしたのですが、それでもそのような期間にはより注意が必要だと言えます。
そして「慰安婦問題」では、韓国内で頻繁にデモや抗議運動が行われており、その場所がまさしく「日本大使館前」なのです。以前、日本に抗議する韓国人の方が日本大使館に車で突っ込むなどの事件も起こしています。
また、このデモだけに限らず「日本と関わる何か」があった場合、真っ先にデモの集合場所となるのも日本大使館です。普段、日本大使館の前を歩いていて危害を加えられることなどはありませんが、むやみに近づいたりすると、周辺には反日の方がいないとは限らないので、なるべく静かに行動するようにしましょう。
韓国にある日本の窓口、日本大使館。ここ数年、様々な問題でニュースに取り上げられることも多くなりましたが、このような良くないニュースも減り、新しく建てられる日本大使館では平和になることを願っています。
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