BTSで英語の発音が上手いメンバーランキング
続いては、下記の動画から1人1人の発音に注目し、英語の「発音」にフォーカスしたランキングをお届けします。
発音が上手なメンバーは誰なのでしょうか?
1位:RM(アールエム)
RMの発音はものすごくネイティブに近いです。
海外のARMYからは「まるでラップをしているようなアクセントがある」と言われています。
RMが上手なのは発音だけでなく英語のリズムをとること。
- 「And finally, this hand gesture is one of my favorites」(3:52部分)
文章の中でも強調したい部分(赤字部分)をゆっくり、あまり意味を持たない単語はスピーディーに流れるように話します。
そして流れるような英語を話すためにはリンキングと呼ばれる単語と単語をつなぐように話すスキルが必要です。
「ワン オブ マイ フェイバリッツ」→「ワノブ マイ フェイバリッツ」のようにひとつづきに発音できていますね!
ネイティブからすると、若干のなまりはあるようですが非常に上手な発音と言えます。
2位:JUNGKOOK(ジョングク)
JUNGKOOKも発音が褒められているメンバーの1人!
RMと同様リンキングが上手です。
- 「I'm sure you already know」(2:40部分)
- 「But not a lot of people know」(2:45部分)
「ユー オールレディ ノウ」→「ヤールレディノウ 」や「ノット ア ロット オブ」→「ナララロブ」のようにスムーズに単語をつなげられています。
また日本人と同じく韓国人もLとRの発音の使い分けは難しいのですが、alreadyのようにLとRが続く難しい単語も上手に発音できています。
歌の英語の発音もとても綺麗なので、聴いてみてくださいね。
3位:J-HOPE(ジェイホープ)
- 「Heart is just one of the important organs」(1:14部分)
- 「you can communicate with your fingers」(1:17部分)
J-HOPEも「ワンオブ」→「ワノブ」や「ウィズ ユア」→「ウィジャ」のようにリンキングができています。
また特にFingers や For example、Food や Face のようにFの発音がとてもきれいで聞き取りやすいです。
4位:SUGA(シュガ)
SUGAは韓国人や日本人が苦手なRとLの発音が少し苦手なよう。
- 「This one is very helpful」(2:20部分)
「ベリー」が vely の発音になってしまっていますね。
- 「the batter is going to fake bunt」(2:33部分)
野球の打者を表す batter ですが、better に聞こえます。
英語のAを「エ」と発音するのは韓国人ならではなのです!
Appleは韓国語で 애플と書き、「エプル」と発音します。
短いフレーズですが、韓国のアクセントが混じっていることが分かります。
5位:V(ブイ)
Vの魅力である低音ボイスと、韓国のアクセントが合わさって英語だと滑舌が悪く聞こえてしまいがち。
ネイティブからは「Vの英語はこもって聞こえる」と言われることも。
- 「which is for my name V」(1:30部分)
- 「but it also means」(1:33部分)
for は from にも聞こえたり、also は R のスペルが無いのにも関わらず R を発音しているかのように聞こえたりします。
韓国語と英語では舌の使い方が全く違うので、おそらくこの舌使いが苦手な印象を受けました。
6位:JIN(ジン)
JINの英語は話す際のイントネーションが韓国語と一緒なので、「韓国人が話す英語」感がすごく強いです。
私たち日本人にはすごく聞き取りやすい英語ですが、ネイティブのような英語からは少し遠ざかってしまいます。
上記の動画ではJINの英語が少ないので分かりにくいかもしれませんが、英語を話す場面でときどき
- half → ハープ
- is → イジュ
になるなど、韓国語に無い「F」の音と「Z」の音が苦手なようです。
7位:JIMIN(ジミン)
JIMINは韓国独特のアクセントがところどころに見て取れます。
- 「And this means that I'm going for a run」(1:51部分)
- 「That guy stole my pogo stick 」(1:57部分)
- 「because it actually has the 」(3:27部分)
that は韓国語で 댓と書き、「デッ」と発音します。
SUGAと同じで、Aの「エ」が強く韓国語特有の発音が目立ちます。
また、the を韓国語では 더 と書き、「ド」と発音。
ジミンも若干ですがドの発音に聞こえるので、ネイティブのような発音とは少しかけ離れている印象です。
BTS英語曲の発音をネイティブに聞いてみた!
BTSの英語曲の発音は、英語圏の人たちからどう思われているのか気になりますよね!
そこで今回私の友人のカナダ人にBTSの『Permission to Dance』の発音について「ネイティブには実際どう聞こえるなのか」を聞いてみました。
結論から言うと「歌詞を見ないと何を言っているか理解できない」です。
でもこれって日本のミュージシャンにも言えることですよね?
日本語の歌詞なのに、歌詞を見ないとわからなかった経験って誰にでもあるかと思います。
「歌詞を見れば、あーなるほど!と分かるし、全体的にアクセントも少なくて上手だと思うよ!」
「音楽はノリが大事だから、少しぐらいネイティブじゃないアクセントが入っていてもシラけたりしないし、むしろ異国の言葉で一生懸命歌っている姿をさらにまた応援したくなるよ!」とも言っていました。
確かにK-popアーティストが韓国語のアクセントが抜けないまま日本語で歌っていても、いい歌はいい歌ですし、一生懸命で可愛いなぁとしか思わないですよね!
きっと英語の歌詞もラップも何度も何度も納得いくまでレコーディングしたのでしょうね。
BTSの努力には本当に頭が上がりません。
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RMの英語の勉強方法は独学!
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「英語が喋れるランキング」「英語の発音が上手いランキング」の両方で堂々1位に輝いたRM!
もともと韓国では頭のいいことで知られていました。
事前に勉強を一切しないで受けた、初めてのTOEICのスコアで(915点 / 990点満点)を取り、IQは148であることをテレビ番組で明かしています。
RMはなんと1度も海外で暮らした経験はなく、独学で英語を勉強したのです。
RMの英語の先生となったのはドラマ『Friends』。
RMは『Friends』をみるときに
- 英語音声+韓国語字幕で見る
- 英語音声+英語字幕で見る
- 英語音声のみ(字幕なし)で見る
という方法で繰り返しドラマを見て英語を学んだと語っています。
まさに「好きこそものの上手なれ」ですね!
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今後もBTSの英語力の上達に注目!
「英語が喋れるランキング」と「英語の発音が上手いランキング」の2つのランキングからBTSの英語の実力について解説してきました。
やはり、2つのランキングで堂々の1位はRMでしたね。
またRMの英語は独学で身に着けたものである点は本当に驚きです。
アメリカで活動をする前と比べると、本当に驚くほどBTSのメンバー全員の英語が上達しています。
これからのBTSの海外での活動とともに、英語力の上達具合も注目していきたいですね!