韓国料理といえば一番に思いつくのがキムチ!ですよね。
キムチは韓国でどこに行っても食べられるまさに国民食ですが、日本で食べようと思うと結構値段が高かったり、自分の好みの味じゃなかったり…
そんなみなさんに韓国で食べたあの味を再現できるレシピをご紹介します。
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韓国の本格キムチの漬け方“キムジャン”体験
韓国では11月ごろになると大量のキムチを漬けておく“キムジャン”というものを行います。白菜が収穫されなくなる前に大量のキムチを漬け、それを近隣の人々と分け合う分かち合いの文化は韓国で古くからおこなわれており、2013年にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。
大勢の人が集まって行われることも多く、現代の韓国でも重要な役割を担う文化の一つです。
この時期の韓国の街中ではキムジャンをするための道具や材料がたくさん販売されていたり、キムジャンの現場を見たりすることができます。
まずは韓国で実際に行われているキムジャンのレシピをご紹介します。
材料
- 白菜10株(31KG)
- あら塩3900g
- 白玉粉180g
- おろしニンニク850g
- おろししょうが50g、
- アミの塩辛1250g
- イワシ醤油800g、
- 粗い唐辛子1200g、
- 粗糖250g
- 玉ねぎ1個
- わけぎ1束半
- 長ねぎ(白い部分のみ)500g
- 大根2個
- セリ350g
- ごま100g
1.白菜の外側の葉は切り離し捨てる。芯の部分に切れ目を入れて4等分にする。
2.水にあら塩をふり、塩水を作る。
3.芯からちぎった白菜を塩水に浸して約6時間おく。途中1~2回上下を入れ替える。
4.白玉粉と水を鍋に入れて練った後火にかける。
5.作成した白玉粉の糊を冷やす。
6.白玉粉の糊、おろしにんにく、おろししょうが、あみの塩辛、イワシ醤油、粗い唐辛子粉、粗糖、ごまを大きなボールに入れてよく混ぜる。
7.タマネギを厚さ0.3cmのサイズに千切りにする。
8.わけぎを長4cmのサイズに切る。
9.長ねぎを厚さ0.5cmのサイズに切る。
10.大根を千切りにする。
11.セリの葉を切り、長さ4cmのサイズに切る。
12.6.で作ったヤンニョムの中に野菜を入れ混ぜる。
13.白菜を水で3回きれいに洗い、ざるにあげ2時間水分を抜く。
14.水が抜けた白菜を広い皿に置き、ヤンニョムを白菜の葉の間に塗っていく。
15.ヤンニョムを塗った白菜を密封し、室温で24時間熟成した後、冷蔵保管する。
いかがでしょうか?用意された材料の量からびっくりのこの本場のキムチ。これだけ大量のキムチをこのキムジャンの時期に作るため、韓国の家庭にはキムチ用の冷蔵庫が準備されているのです。