韓国の島には魅力がいっぱい!
「島」と聞くと、海以外に何もなさそうなイメージはありませんか?日本では2017年現在、海岸線の長さが100m以上の島は6852あるとされており、お隣の国・韓国では3000以上とされています。
韓国の島は、日本と同様に上陸できないような小さな島も多いのですが、済州島や外島、牛島など外国人観光客に大人気の島も数多くあることで有名です。
今回は韓国が所有している「島」にスポットをあて、観光やリゾートで人気の島や島が抱えている問題などをご紹介していきたいと思います。
【関連記事】
韓国の島を代表する「チェジュ島(済州島)」
韓国で一番知名度が高く、外国人観光客も多く訪れているのが「済州島(チェジュド)」です。「韓国のハワイ」と呼ばれており、南国ムードも満点!
島の中央にそびえる漢拏山を中心に牧場や茶畑、みかん農園など、のどかな光景が広がっているため、都会の喧騒を離れ、のんびりと余暇を楽しむのにぴったりです。現在は55万人が暮らしているとされています。
また、成田空港から直行便で約2時間4半という近さのため、日本から一番近い海外リゾート地とも言えますね。済州島の魅力は壮大な自然、美味しい食べ物、そしてアウトドアスポーツや海岸沿いの散策など、あらゆるレジャーを楽しめるところ!
外国人観光客だけでなく、韓国人の新婚旅行先としても定番の人気の島です。
観光におすすめの韓国の人気の島をご紹介!
韓国に3000以上ある島の中でも、見どころが多く「観光」におすすめの島をいくつかピックアップしてみました!
月尾道(ウォルミド)
月尾島は日本統治時代の1906年にはじめて陸続きとなりました。その後観光地として開発が進んだ1920年代から1930年代にかけて日本や朝鮮上流層の人々で大変な賑わいを見せました。
しかし、1945年の解放後は米軍基地として出入りが統制され、さらに1950年に起きた朝鮮戦争で焦土と化しました。
仁川国際空港からもほど近く、2001年に制限地区が解放されて以降は遊園地や展望台、歴史博物館などが次々とオープンしており、都心から一番近い「島」であるとも言えますね。陸続きになっている島はアクセスも良いため、ソウル市内に宿泊する方にもおすすめですよ。
巨済島(コジェド)
韓国第二の都市・釜山から車で約3時間ほどの場所にあり、人気の韓国スポットでもある巨済島。韓国内で済州島に次ぐ、二番目に大きな島としても有名です。10の有人島と52の無人島で構成されていて、巨済島全体が閑麗海上国立公園に含まれおり、風光明媚な場所として知られています。
中でも巨済島の東南にある海金剛は景勝地として人気のスポット!海金剛は高さ100メートルほどの3つの大きな岩で構成されており、切り立つ絶壁と奇岩の数々は長きにわたる波の侵食と風雨により形作られたもので、その自然が生み出した造形の不思議に目を奪われますよ。