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韓国の高校について
日本と同じく、韓国には小学校・中学校・高校・そして大学があります。特別な職業に就かない限り、一般的には中学校卒業後には、みんな高校へと進学することになります。
日本でも韓国の高校生の受験勉強などを取り上げられることがありますが、今回は韓国の高校生の生活や流行について調査していきたいと思います!
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韓国の高校に入る年齢は日本と同じ?
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日本では満16歳が高校1年生となり、その年の4月1日から翌年3月31日までに満16歳を迎える人が高校入学の対象となっています。
では、韓国でも年齢は同じなのでしょうか?韓国の教育制度も「6-3-3-4」であり、これは小学校6年・中学校3年・高校3年・大学4年という意味を指しており、日本と全く同じです。
小学校入学の年齢も日本と同じため、高校の入学も同じ年齢ということになりますね。
しかし!韓国では「年齢の数え方」が独特であり、お母さんのお腹にいる時ですでに0歳とカウント。そして生まれた日が1歳となります。わかりやすく言うと、2000年生まれの日本人は2017年に17歳を迎えますが、韓国では18歳ということです。
そのため韓国の高校入学時の年齢は満17歳というのが一般的。卒業する時には19歳になっています。
韓国の高校生活ってどんな感じ?
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韓国の高校では男女別々の、男子校と女子校に分かれているのが一般的です。芸能人やアイドルに多い「ソウル芸術高校」などは共学ですが、クラスは基本的に男女別になっています。
そして授業時間は、なんと8時間目までが一般的!日本ではほとんどの高校で1時間目から6時間目まで授業があり(土曜日は短縮授業を取り入れている高校もあり)、その後部活動を行う高校生が多いですよね。
しかし、韓国では高校生の部活動はほとんどの学校で義務化しておらず、授業は1時間目から8時間目まである場合がほとんどなんだとか。そのため、授業が終わるのは夜7時・・
そして韓国の高校生は、その後受験勉強に向けて夜10時すぎまで自習をして帰宅することになります。
最近、日本の高校生は学校帰りにバイトする人が多くなっており、おこずかいも自分でしっかりと稼いでいる子が多いですよね!しかし、韓国はこのように「学校で過ごす時間」がとても長いため、高校生でアルバイトというのは珍しいそうです。
もちろん、中には高校中退をしてアルバイトをしながら生計を立てる人も珍しくないですが、少なくとも大学受験を視野に入れている高校生はアルバイトする時間さえ確保できなさそうですね。
また、日本では高校生になるに連れてお弁当を持参する人も増えてきますが、韓国では「給食」が一般的。学校により、もちろん味や値段は異なるのですが、これが結構おいしいと評判!ちなみに、夜の自習を終えたあとにも食べられるよう夜食が用意されている高校もあるんだとか!
韓国の高校生は受験勉強が命!
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韓国の高校生と言えば、やはり一番印象強いのが「受験戦争」ですよね。
大学受験の日には、パトカーまで出動し、受験生がスムーズに会場に到着できるように交通規制までされるという、国をあげての一大イベントと言っても過言ではありません。
韓国では日本よりも「大学へ進学しなければ未来はない」という考えがとても強く、それもハイレベルな大学に合格してこそ、良い企業へ就職できると言われています。そのため、高校からではなく、すでに小学校のうちから大学受験を視野に入れて、毎日お勉強に取り組んでいる子供たちも年々増えています。
日本人からすると「良い大学に入ったからと、良い会社に就職できるか分からない」「良い会社に入っても、自分に合うかは分からない」と感じますが、韓国では1に2に、とにかく大学合格が大切!!ということですね。