韓国LCCでは機内食が有料って本当?
飛行機の楽しみのひとつでもある「機内食」。搭乗する時間によって様々ですが、朝・昼・夜の時間に搭乗すると多くの航空会社で機内食が提供されます。
しかし、それは大手航空会社の場合!LCC航空会社では基本的に機内食は全て有料で、事前に予約が必要となります。でも、LCCの機内食がどのようなものか気になりますよね!そこで今回は韓国のLCC航空会社の機内食をまとめてチェックしたいと思います。
そもそもLCCってどういう意味?料金は安いの?
各航空会社の機内食をご紹介する前に「そもそもLCCって何?」と思っている方もいると思います。韓国旅行ツアーなどを検索していると「LCC限定」という文字も多く見かけますよね。
なんだか安そうですが、今更聞くのはちょっと恥ずかしい…。そんな方のためにLCC航空会社について、簡単にご説明しておきましょう!
LCCとは「ローコストキャリア」の略で、英語表記で「Low Cost Carrier」となるため頭文字を取って「LCC」と呼ばれています。その名前の通り、低コストで運営することで、安い飛行機運賃を実現しています。
また、低コストを実現するため「機内食を無料提供しない」「サイズを超える荷物の預け入れは有料」「毛布や新聞などを無料提供しない」「インターネットのみだけで受付をする」など、徹底したサービスが行われています。
LCCも安全な航空会社です!
低価格ということから、よく懸念されるのが「安すぎて怖い」「安全性は確かなの?」ということです。しかし、LCC航空会社もアシアナ航空や大韓航空、日本で言えばJALやANAと何ら変わりはなく安全に利用できる航空会社です。
最低限のサービスしか行いませんがキャビンアテンダントの対応が悪いといったこともなく、海外ではLCCが主流となっている国もあります。座席の広さやサービスの充実を求めることは出来ませんが、価格に見合った運賃と思えばよいかもしれませんね。
コンセプトが面白い!チェジュ航空の機内食
さて、ここからは早速韓国LCCの機内食をご紹介していきましょう!まずは日本でもテレビCMでよく見かける「チェジュ航空(済州航空)」です。こちらの機内食はコンセプトが面白く、企画力の高さが評判を呼んでいます。
チェジュ航空のメインモデルを務めているのは日本でも人気のアイドルグループ・東方神起!そのため、なんと機内食にふたりの名前が使われているんです。
チャンミンワインセット、ユノワインセットという名前で限定250食ずつ販売されましたが、5600円という機内食としてはかなり高額にも関わらず全て完売!現在は販売されていません。ワインの他にチーズや限定パッケージなども付属していたようです。
この他にも実際に客室乗務員と運航乗務者(パイロットさん)が機内で食べているという、パイロット機内食セットとスチュワーデス機内食セットも販売されています。それぞれ1800円という価格ですが、これはその日によりメニューが変わるというのが面白いポイントです。
また、済州黒豚豚肉丼(1500円)、ステーキと赤ワイン(2000円)、魚料理と白ワイン(1500円)なども販売しています。 済州島を拠点に成長した航空会社らしく、済州旅行のお土産とさわやかなミカンをベースとしたおやつも一緒に販売されていますよ。