ジョンヒョンが作詞した他アーティストの曲
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ジョンヒョンの作詞活動は自身の活動曲だけではない。キム・ジョンヒョン名義で多くのアーティストに楽曲提供も行ってきたのだ。ここからはジョンヒョンが他アーティストに提供した曲を見ていこう。
우울시계 (A Gloomy Clock) / IU
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ジョンヒョンが初めて他アーティストに提供した曲、それは2013年に発売されたIUの3枚目の正規アルバム「Modern Times」に収録された「우울시계 (A Gloomy Clock)」(우울시계 = 憂鬱時計)だった。IUは可愛らしいルックスと抜群の歌唱力を誇る大人気女性歌手だ。だがこの曲、元々IUに提供するために作られた曲ではない。ジョンヒョンはいつか機会があれば自分で歌おうと思って作った曲だったと語っている。
もともとジョンヒョンとIUは仲が良く、この曲が完成した時に感想を聞こうとIUに聴いてもらったというジョンヒョン。新しいアルバムの準備中だったIUはとても気に入り、その場でジョンヒョンにこの曲をもらえないかと交渉をしたらしい。ジョンヒョンが潔く受け入れ、IUの曲となったというエピソードもふたりの口から語られている。
ジョンヒョンはフィーチャリングも自ら行い、熱い友情を見せた。
Red Candle / ソン・ダムビ
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他アーティストに提供した曲2曲目は2013年に発売されたソン・ダムビの3枚目のデジタルシングル「Red Candle」だ。幻想的で独特な歌詞とメロディーが特徴の曲。この曲はジョンヒョンが初めて作曲家キム・ジョンヒョンとして依頼を受け作られた曲だ。ソン・ダムビの新しい可能性を見せた曲として高い評価を受けた。
Pretty Boy / テミン
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2014年、ジョンヒョンが所属するSHINeeの末っ子メンバーテミンがSHINeeから初のソロデビューを果たした際もジョンヒョンはその能力を発揮した。デビューミニアルバム「Ace」の収録曲「Pretty Boy」はジョンヒョンによって作詞された曲だ。
この曲はテミンとジョンヒョン、2人の想いが込められた曲だと言う。可愛らしく素直で妖精のようなイメージの強いテミンの新たな姿を見せたいという想いと、そんなイメージから来る偏見や芸能人への偏見などを壊したいという想い。そんなメッセージ性も込められた曲だ。
メンバーの中でも特にテミンを可愛がっていることで知られているジョンヒョンだからこそ、思うこともたくさんあったのだろう。
また、テミンが2016年にリリースした初の正規アルバム「Press It」の収録曲「벌써 (Already)」(벌써 = もう)もジョンヒョンが作詞を担当した曲だ。
PLAYBOY / EXO
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所属事務所の後輩EXOが2015年に発売した2枚目の正規アルバム「EXODUS」の収録曲「PLAYBOY」もジョンヒョンが手掛けた。少しブラックな影の部分を感じるEXOのカラーがしっかりと溶け込んだ曲になっている。EXOメンバーの声色と重なり独特な世界観を作り出しているという印象だ。
No More / キム・イェリム
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続いてジョンヒョンは2015年に発売された女性歌手キム・イェリムの3枚目のミニアルバム「SIMPLE MIND」の収録曲「No More」でまたしても才能を発揮した。独特のリズムが耳に残る愛のなくなった恋人の姿を描いた曲だ。自らコーラスも担当し、曲への愛情を示した。
한숨 (BREATHE) / イ・ハイ
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2016年、再びジョンヒョンは作曲家として注目を浴びた。優れた歌唱力を誇る女性歌手イ・ハイの2枚目の正規アルバム「SEOULITE」のタイトル曲「한숨 (BREATHE)」(한숨 = ため息)の作詞作曲をジョンヒョンが担当したのだ。独特なスローテンポの曲で、一度聴くだけでもその音楽の世界に誘われるような魅力のある曲だ。
実はイ・ハイがアルバム制作作業をする過程でジョンヒョンが作った曲だと聞かされたのはレコーディングも終了した後だったという。ジョンヒョンの果てしない才能に”SHINeeのジョンヒョン”というレーベルは必要ないのだ。
いかがだっただろうか?この7年間で数多くの曲を制作してきたジョンヒョン。彼の優れた感性で描かれる音楽の世界観には何か惹き込まれる魅力があるようだ。
これからも新たにジョンヒョンの手で生み出される音楽、そして彼の才能に期待し、注目していきたい。
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