日本でも人気の韓国時代劇ドラマ
日本では幅広い世代に愛されている韓国の時代劇ドラマ。「チャングムの誓い」や「イサン」など、魅力的な作品がたくさんありますよね!
今回ご紹介する作品「鉄の王キムスロ」もまた、韓国の歴史を学ぶことができる時代劇ドラマのひとつです。気になるあらすじや見どころ、韓国での視聴率なども合わせてチェックしていきましょう。
俳優チソン主演!「鉄の王キムスロ」のあらすじは?
今回ご紹介する韓国時代劇ドラマ「鉄の王キムスロ」は主演を俳優チソンが演じました。チソンと言えば「タンタラ」や「キルミーヒールミー」「被告人」などで、高い演技力を魅せてきた大人気俳優のひとりですね。
あらすじをチェック!
紀元1世紀の初めがこのドラマの背景。その当時、朝鮮半島北部ではドラマ「朱蒙(チュモン)」の主人公として知られるチュモンが建てた高句麗がドラマ「風の国」の主人公でるムヒュルの代に受け継がれ、朝鮮最大の強大な国として勢力を誇っていた頃です。
その一方で朝鮮半島南部では、小さな部族が複数存在しお互いに牽制、争いが絶えない日々が続きます。そんな小さな部族達ををまとめ上げ、優秀な鉄器製造技術と海洋貿易で名を馳せた国家「伽耶」の初代王になったのがこのドラマ「鉄の王キムスロ」の主人公となるキム・スロというわけです。
「王になるだろう」と予言されていたキム・スロが、数多くの試練を乗り越えて成長していき、市民に絶大な支持を誇る王となっていく姿がみどころのひとつ。国家「伽耶」は、海を隔てて倭の国(現在の日本)に対面しており、遺跡からは日本人が居住していたと思われる痕跡も発見されています。
古代・日本とのつながりも深かったと考えられており、もしかするとキム・スロも当時日本人と接触していたかもしれないと現代に言い伝えられています。
「鉄の王キムスロ」は韓国で視聴率が低迷したって本当?
韓国ドラマを視聴する際、韓国での視聴率をチェックするという方も多いと思います。大好きな俳優さんや女優さんが出ているドラマが、どれだけの視聴率を獲得しているのかも気になりますよね!
「鉄の王キムスロ」は韓国MBCで2010年5月25日から9月18日にかけて全32話で放送されていました。気になる視聴率は平均視聴率10.5%、最高瞬間視聴率12%ほどだったようです。
数字だけ見ると決して悪くはないようですが、時代劇のわりに話数が少なかったのかもしれませんね。ちなみにこの2010年には同じく時代劇ドラマ「トンイ」が24.5%の視聴率を記録し、「推奴(チュノ)」はなんと30%超え!注目の時代劇が集中してしまったことも原因と言われています。
韓国ドラマ「鉄の王キムスロ」の出演者をご紹介!
ここでは「鉄の王キムスロ」の出演者を一挙にご紹介しましょう!俳優名・女優名の後に役名と役柄を並べています。
- チソン キム・スロ(金首露)役・伽耶(カヤ)初代の王
- ペ・ジョンオク チョンギョン役 ・キム・スロの生母
- ユ・オソン テガン役・ 狗邪(クヤ)国の神鬼村の部族長
- ソ・ジヘ ホ・ファンオク役・天竺国商人の娘、伽耶(カヤ)最初の王妃
- コ・ジュウォン イジンアシ役・キム・スロの異父弟、大伽耶の始祖
- カン・ビョル アヒョ・アニ役・斯盧(サロ)国の王女、密偵、スロの恋人/アヒョの姉
- イ・ピルモ ソク・タレ役 キム・スロの兄貴分、商人、斯盧(サロ)国第4代王
- イ・ジョンウォン チョバン役・キム・スロの養父、狗邪(クヤ)国の鍛冶長
- チェ・スリン チョバンの妻役・キム・スロの養母
- チョン・ジェゴン サボク役・チョバンの部下、副鍛冶長
- ユン・ジュサン ムルセ役 ・鍛冶職人
- イ・ヒョジョン イビガ役・チョンギョンの夫、イジンアシの父、祭司長
- チャン・ドンジク トゥクソン(ユ・チョン)役・キム・スロの武術の師、光武帝の甥、漢の武将
- カン・シニル ソンド役・キム・スロの師、造船場の商人
- イ・ウォンジョン ヨム・サチ役・狗邪(クヤ)国の商人