避けて通れない韓国男子の兵役
日本でも人気の高い韓国のK-POPアイドルグループ。特に男性グループは非常に人気があり、1年を通して日本でも数多くのコンサートやイベントを開催していますよね。しかし、韓国のアイドルを好きになったら必ずいつかはやってくるのが「兵役」です。
日本ではその制度がないため、最初は「2年間も軍隊に行く」と聞いただけで、もう不安で夜も眠れない!入隊日には涙涙…という方も多いですよね。
そこで今回は今年、続々と入隊を果たした韓国のトップアイドルグループ「BIGBANG(ビッグバン)」の入隊情報や、気になる再結成の情報などをまとめてご紹介していきたいと思います。
BIGBANGの兵役情報!公式発表~T.O.P~
BIGBANGは5人組ですが、その中で一番最初に入隊をしたのが低い独特なボイスが特徴のラッパー・TOPです。TOPは2017年2月に入隊しています。
大韓民国義務警察側は2016年11月21日、義務警察の合格者と入所日を公式発表しました。義務警察の試験に見事合格し、1084期となったT.O.Pは2017年2月9日に入所、軍服務をする予定である。と、発表されました。
義務警察に入るには試験が行われます。特技兵試験の適性検査と身体検査、体力検査などを受けた後実技試験も行われ、最終的に合格した者だけが義務警察へ入ることが出来ます。残念ながら落ちてしまった場合は陸軍に配置、まだまだ年齢が若く再試験できる方は再試験に臨むという場合もあるようです。
しかし、残念な事件が・・・
義務警察に入隊後、ソウル・江南区庁で兵役服務に就いていたTOPですが、2017年6月に警察の毛髪検査をしたところ、大麻陽性の結果が出てしまいます。大麻陽性というのは、簡単に言うと「大麻を使用した」ということであり、本人も違法薬物の使用を認めました。
その後、起訴されることとなり義務警察は「職務解除」を通告。
しかし、まだまだ事件は続きます。6月6日午前、TOPが意識不明の状態で発見され、ソウル市内にある大学病院に緊急搬送されました。午後5時頃、集中治療室に移されたが、まだ意識を戻していないという報道があり、日本でも大きなニュースとなりました。
その後、無事に意識を取り戻し、退院したTOPですが、兵役期間はまだ残っています。退院後、国防部から補充役(社会服務要員)の判定を受け、残りの兵役期間は社会服務要員(公益勤務)として兵役服務を全うすることになりました。
T.O.Pの除隊はいつごろ?
入隊した2017年2月9日から職務解除される6月5日まで、合計117日間は確実に勤務していたので、兵役期間にカウントされます。元々、2月9日に入隊していたため、スムーズに兵役期間を終えれば2018年11月8日に除隊予定でした。
しかし、様々なことが起こったため、社会服務要員として出勤が確認されている2018年1月26日から兵役服務を再開していると計算すると、除隊日は2019年の6月末ということになります。はっきりと何日から業務を再開しているかは発表になっていませんが、どんなに遅くても2019年7月中には除隊する予定となっています。
BIGBANGの兵役情報!公式発表~G-DRAGON~
さて、お次のメンバーは日本でも圧倒的人気を誇っているメンバー・G-DRAGON。ファンからは本名のジヨンと呼ばれることが多いですね!アイドル活動だけではなく、ファッションやコスメプロデュースなども手掛ける多才な才能の持ち主です。
G-DRAGONは2018年2月27日、江原道(カンウォンド)鉄原(チョルォン)郡に所在の陸軍第3師団白骨(ペッコル)部隊の新兵教育隊に入所する。当日は非公開で静かに入隊を希望している。と公式発表がありました。
韓国の軍隊の中でも、特に厳しいとして知られる白骨部隊に入隊したG-DRAGON。ファンも多くの不安を抱えていましたが、たまに挙がってくる笑顔の写真に癒された方も多いのではないでしょうか?しかし、5月には少し心配なニュースが流れました。
足の手術のため入院?!
5月17日、所属しているYGエンターティメントは「G-DRAGONが右足首手術のため入院している。G-DRAGONは手術後に復帰する予定だ」と明かしました。G-DRAGONは軍服務中に負傷したわけではなく、入隊前からの右足首の痛みを訴えていたと報じられています。過去にコンサートで負傷したとも言われていますね。
これに先立ち、3月には右足首にサポーターのようなものを巻いた訓練中の写真が出回っており、ファンから心配の声があがっていたといたようです。無事に快復し、部隊に復帰できることを願っています。
G-DRAGONの除隊はいつごろ?
G-DRAGONの除隊日は2019年11月26日と予定されています。入隊日も「非公開」にも関わらず、多くのファンが駆けつけていたため、除隊日にはさらに多くのファンが国内外から集まることが予想されています。