韓国を代表する料理の1つ、スンドゥブチゲ。日本でも人気のある韓国料理で気軽に楽しむことが出来ます。食べたことがあるという方も多いのではないでしょうか?韓国料理特有の辛みとあさりや牛肉の旨みが溶けだしたコクのある出汁、そして主役である滑らかで柔らかい豆腐の組み合わせはクセになる美味しさがありますよね。
実は作るのも簡単で、韓国ではダイエットをしている時にもおすすめの料理と言われているスンドゥブチゲ。今回はそんな魅力的な韓国料理スンドゥブチゲについて紹介したいと思います。
スンドゥブチゲとは?
スンドゥブチゲとは、スンドゥブ(純豆腐)という押し固める前の柔らかい豆腐を使ったチゲ、つまり唐辛子風味の味付けをした韓国流の鍋料理のことです。肉や魚介、野菜などと一緒に煮込むことで様々な旨みが溶け込んでいます。
韓国では定番とも言われる料理で食堂などで楽しめるのはもちろんのこと、家庭料理として親しまれています。また、専門店も多く存在し、シンプルなスンドゥブチゲから様々なアレンジがされたスンドゥブチゲまで幅広く人気を集めています。
意外と簡単!本場のスンドゥブチゲのレシピ
意外と簡単に作れるという本場のスンドゥブチゲ。簡単なら作ってみたいですよね?今回は韓国で人気の料理研究家ペク・ジョンウォン先生直伝の家庭でも簡単に作れるスンドゥブチゲのレシピを紹介します。
1. スンドゥブチゲ用ヤンニョムジャン(タレ)を作る
まずはスンドゥブチゲの基本となるヤンニョムジャン、調味料となるタレを作ります。用意するものは塩1/4カップ、粉唐辛子1と1/2カップ、醤油1/2カップ、にんにくのみじん切り1/2カップ、サラダ油とごま油を合わせて1/2カップ、ネギ1カップ、玉ねぎのみじん切り2カップ、豚ひき肉1カップ、砂糖1と1/2スプーン。これだけです。砂糖だけスプーンを基準とした量なので注意してください。
材料は日本でも手に入るものばかりですね。では早速作り方を見ていきましょう。
まずはフライパンにサラダ油とごま油を合わせて1/2カップ入れ、ネギと豚ひき肉を入れてひき肉がほぐれるように炒めます。ひき肉の色が変わったら玉ねぎも入れ、玉ねぎの水分が飛ぶまで炒めていきます。玉ねぎの水分が飛んだらにんにくを入れ、塩、粉唐辛子も加えます。よくかき混ぜてくださいね。次に砂糖と醤油も加え、よく混ぜたら完成です。
とても簡単でしょう?この量はスンドゥブチゲ1回分より多い量なので余った分はジップロックなどに入れ保存しておくと良いでしょう。チゲや炒め物など、スンドゥブチゲ以外にも様々な料理に使えますからね!
2. スンドゥブチゲを作る
いよいよスンドゥブチゲを作ります。先程作ったヤンニョムジャン2スプーン、水1/2~2/3カップ、スンドゥブ1袋、卵1つ、青唐辛子と青ネギをお好みで、そしてコショウも少々用意しておきます。
では作り方です。まずは小さな土鍋に水を入れ、ヤンニョムジャンを入れます。味付けはこれだけです。スンドゥブを入れ、スプーンで適当な大きさに崩していきます。沸騰したら生卵を静かに落とし、青唐辛子と青ネギをお好みで加えます。最後にコショウも少し振りかけて完成です。
予めヤンニョムジャンを作っているので特別な味付けもいらずとても簡単に出来ました。これは基本となるレシピなのでチーズをや貝、野菜や水餃子など様々な具材を足してアレンジしてみてもいいと思います。