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同じ作品でも違う点がある「王になった男」
2019年1月から韓国で放送がスタートしているドラマ「王になった男」。原作は映画「光害 王になった男」として知られていますが、実はこのふたつは数々の違いがあることが明らかになってきています。
そこで今回はドラマ「王になった男」と映画「光害 王になった男」の違いを徹底調査!これから見始めるという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
違い①「王」の名前など基本設定
「王になった男」(以下、ドラマ版)と、「光害 王になった男」(以下、映画版)の一番大きな違いと言えば主人公の「王」の名前や基本設定が異なっているという部分かもしれません。
映画版の王は光海君(クァンヘグン)で、この人物は実在していたと言われています。一方、ドラマ版の王はイホンという人物で、この人物は仮想という設定。
ここからすでに大きな違いがあることが分かります。
違い②主演俳優の年齢
今回、ドラマ版の主人公に抜擢されたのは若手俳優ヨ・ジング。子供の頃は天才子役と呼ばれており、現在はドラマ「太陽を抱いた月」や「オレンジマーマレード」などに出演している21歳です。
一方、映画版の主人公はビョン様ことイ・ビョンホン。映画版が劇場公開されたのは2012年のことですが、この当時イ・ビョンホンは42歳でした。
主人公を比べてみると、20歳もの差があることが分かりますね。20歳と言うと、自分の子供であってもおかしくない年齢なのですが、この年の差は他にも違いを生み出すことになりそうです。
違い③「王」の見た目
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先ほど、主人公の年齢の紹介をしましたが、20歳もの差があるため、王の見た目もそろそも違っているのが特徴です。
映画版でイ・ビョンホンが演じた光海君はヒゲを生やしており、厳格な雰囲気を漂わせています。さすが王!といった雰囲気を持っていますね。
一方でドラマ版でヨ・ジングが演じているイホンは、ヒゲを生やしておらずどこからどう見ても好青年といった印象!
これは役者の実年齢に関係していると言われていますが、確かにヨ・ジングがヒゲを生やしていたらちょっと違和感を感じそうな気もしますね。
違い④家族構成
映画版では王の家族構成が描かれておらず、血の繋がった家族はいないものと思われていました。しかし、ドラマ版では家族構成がしっかりと描かれており、妹がひとり居るということが明らかとなっています。
一方で映画では、“妹分”というような存在が出てくることから、これが同じような人物設定なのかもしれません。
違い⑤方言や言葉使い
また王の言葉使いが違っているのも、大きな点です。映画の中の王は漢陽の言葉使いだけを使用していたのに対し、ドラマの中の王は漢陽の言葉に加え、方言もよくつかっています。
漢陽(ハニャン)というのは、遷都当初の呼び名で現在のソウル特別市のことを意味しています。漢陽の言葉使い=韓国の標準語と考えると分かりやすいかと思います。
違い⑥同じ罪でも償う人が違う
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映画版とドラマ版で共通して出て来る、とある罪。映画版では罪を重(ハン・ヒョジュ)のお兄さんが濡れ衣をきせられてしまいます。
一方、ドラマ版にも同じ人物である重(イ・セヨン)が登場しますが、濡れ衣を着せられるのは重のお兄さんではなくお父さんという設定となっています。
違い⑦重要人物の基本設定
ドラマ版でも映画版でも登場する人物のひとり、トスンジ(都承旨 ※役職名)。彼は影武者と言われており、影で様々な人を動かしているという設定で、王の秘書長官といった役回りです。
このトスンジは重要人物なのですが、映画版では実在の人物であるホ・ギュンが、このトスンジを任せられていました。
一方、ドラマ版でトスンジを任せられているのはイギュという、実在していない人物。
しかし、映画版ではホ・ギュンに焦点を当てた話は出てきていませんが、ドラマ版では今後イギュのストーリーを盛り込んでいくと発表されています。