平昌オリンピック

大丈夫?平昌オリンピックは問題たくさん?中止の場合の代替地は日本の可能性も!

2017年2月28日

平昌オリンピックの問題点は準備不足

平昌オリンピックの問題点として雪不足、資金不足、国政の混乱を挙げましたが、それらの問題点により結果的に“全てが準備不足”という状況になっています。

IOC(国際オリンピック委員会)の発表では平昌オリンピックで使用される施設の工事は90%近く完了していると言われていますが、建設に莫大な予算がかかるソリ競技の施設はまだ完成していません。

予算を巡って政府と江原道(カンウォンド)が激しく対立しており、建設の遅れにIOCも懸念を表明しているそうです。

また、空港と五輪会場を結ぶ鉄道もまだ完成していません。

招致の際には仁川空港と平昌を68分で移動できる路線を建設すると発表しましたが、開催決定から約半年で計画は白紙に。最終的には韓国鉄道公社コレイル(KORAIL)の高速鉄道(KTX)が運行予定ですが、移動時間は93~107分かかると言われています。

そして、それだけでなく、宿泊施設も不足していると言われています。

先日、平昌オリンピックと同じ会場でフィギュアスケートの四大陸選手権が開催されたのですが、会場周辺にホテルが少なく、関係者は片道40分もかかるホテルに宿泊したのだとか。

一部ではホテルの建設ラッシュで供給過多になる可能性もあると報道されていますが、実際はどうなのでしょうか?

ホテル不足を解消するために港に停泊するクルーズ船に泊まってもらうという案も出ているようなので、多すぎるのか、足りないのか、まだ把握しきれていない感じですね。

選手たちは選手村に滞在するので大丈夫だと思いますが、もしかしたら関係者や観客たちはホテル不足に悩まされるかもしれません。

平昌オリンピックが中止の場合の代替地は日本の可能性もある?

さて、これまでに平昌オリンピックのさまざまな問題点を挙げてきましたが、もし中止になった場合は代替地が日本になる可能性もあるのでしょうか?

正直、五輪開催まで残り1年を切っているこの段階で中止になることはまずありえないと思います。

そして、2020年に東京オリンピックが開催されることも決定しているので、例え平昌オリンピックが中止になったとしても日本で冬季オリンピックが開催される可能性は限りなく0に近いと思います。

ただ、ソリ競技の施設の建設が予算問題で遅れているため、予算削減という名目でリュ―ジュ、ボブスレー、スケルトンなどのソリ競技を日本で分散開催する可能性は少なからずあると思います。

アジェンダ2020の改革案が承認されて一部の競技を開催国以外でも実施できるようになったため、IOC(国際オリンピック委員会)がソリ競技を国外で開催する案を検討していると言われており、その有力候補地が長野県であるという情報も出ています。

ですが、現実的に考えれば可能性は低いと思います。

平昌オリンピックの組織委員会も「すでに着工しているので予定通り開催する」と明言しています。

たぶん、分散開催の提案はIOCからの警告みたいなものでは?と思います。建設を急がせるための脅しみたいなものですね。

そういうことを全て踏まえて考えると、代替地が日本になる可能性は限りなく0に近いと思います。

平昌オリンピックについては色々な情報が錯綜していますが、ソチオリンピックもリオオリンピックも準備が遅れていると言われながらも結局は無事に開催されたので、私個人としては平昌オリンピックも無事に開催されるのでは?と思っています。

残り1年でどうなるのか?

これからも進捗状況を見守っていきたいと思います。

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