韓国文化

行きたくても行けない?軍隊への入隊が免除になった韓国芸能人と理由を調査!

2019年4月6日

 

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やむを得ない理由で兵役が免除になった芸能人

韓国国民として生まれたからには、避けて通れない軍隊への入隊。現在の入隊期間は約1年半と短縮されましたが、以前は丸々2年間という兵役義務があり、兵役逃れをする芸能人も多く見られました。

その一方で、やむを得ない理由により兵役を免除または途中で兵役から離脱した芸能人も多くいます。今回は兵役免除になった芸能人とその理由をまとめてご紹介していきたいと思います。

精神疾患で兵役免除

 

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初めにご紹介するのは精神疾患により、兵役が免除になった芸能人です。精神疾患の一種である人格障害という理由で兵役が免除になったのは、パク・ヘジン、ソテジ、キム・ジョンソ、シン・ソンウなど。

人格障害というのは、性格障害と周囲の社会環境と融和が困難、困ったことが起こった時に対応ができない、不安定な対人関係、極端な感情の変化と衝動的な自己破壊が起こる障害を指します。人それぞれ、その症状は違うようなので「これ!」といった定義もないと言われています。

韓国兵務庁は「現役で服務するのは無理がある」と判断しており、それらの障害を持っている方を兵役免除対象にしています。

しかし、その一方でワザと精神疾患を装って兵役を逃れようとしている方も後を絶ちません。実際、精神的なものは目に見えてわかるものではないので、判断も難しいのではないでしょうか?

物理的な病気で兵役免除

 

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こちらは精神的な疾患とは逆に、身体に深刻な問題を抱えており、兵役が免除になった芸能人です。

事故による後遺症などで社会服務要員(公益勤務)に就く方もいますが、それ以上に深刻だったのはユ・アインとソ・イングクですね。

ユ・アインは映画撮影中に右肩の筋肉が破裂するケガを負い、骨に腫瘍が生じ骨腫瘍の診断を受けました。このため、2015年から行われた4回の身体検査はすべて兵役保留判定。2017年5番目に行われた身体検査で最終的に現役不可判定を受け、軍免除の対象とされました。

ソ・イングクは2017年現役で入隊して新兵教育大隊で教育を受けていた間に、左足首の痛みを訴えて一旦軍から離脱しました。検査の結果、左足首の炎症が発見され左側足首距骨の骨軟骨病変(剥離性骨軟骨炎)という診断を受けています。

学歴により兵役免除

 

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現在では少なくなってきましたが、ひと昔前まで多かったのが学歴による兵役免除です。その代表とも言えるのがチョン・ジュニョンではないでしょうか?

チョン・ジュニョンは、インドネシアのジャカルタで生まれ、5歳の時に中国に移住。生まれ育った場所は違えど、チョン・ジュニョン自身は韓国国籍であり、もちろん兵役義務もありました。しかし、外国で通った学校の学力が認められず最終学歴は「小学校卒業程度」と判断され、兵役は免除となりました。

そして俳優チョン・ウソンもそのひとり。チョン・ウソンは韓国でもスラム街と呼ばれる山間部で生まれ育ち、かなり極貧な生活をしていたようです。そのため、食事をすることも大変な環境で、中学に入るとすぐにアルバイトを始めます。

中学卒業後は高校へと進学しますが、1年で中退してしまったため最終学歴は「中学卒業」。兵役は高校を卒業していることが前提のため、チョン・ウソンは兵役免除となりました。

家計の問題のため兵役免除

 

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現在では少なくなりましたが、やむを得ない理由で多かったのは家計の問題のための兵役免除です。

チョ・ジョンソクは家計のために軍の免除を申請したことで知られています。当時チョ・ジョンソクは、大学に入学して学生ローンを受け生活を続けていました。しかし、それさえも難しくなり、学業もあきらめる程の状況であったと言います。

兵務庁が調査した結果、チョ・ジョンソクが軍隊に行く場合、母を扶養する家族がいないという事実を認め、軍免除判定を受けたことが伝えられています。

過去には両親の離婚により、いわゆる片親で育った息子なども兵役免除となったパターンがあります。しかし、現在では生活環境が整っている場合は免除とならない場合も多く、これもその家庭により判断が異なるようです。

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