韓国語

韓国語で「~さん」は何と言う?使い方や発音を学んでみよう!

2018年6月24日

韓国語で「~さん」 友人編

Roina(@kannkokugo)님의 공유 게시물님,

 友人の間では、あまり「~さん」をつけて呼びません。友人間で「~さん」が使われる場合は、仲良くない場合、もしくは初対面のときにしか使われません。なので、仲の良しの友達に「~씨(シ)」をつけて呼んでいたらとても不自然です。

ちなみに、仲のいい友人同士では名前の語尾にパッチムが有る場合は「~이(イ)」、「~아(ア)」をつけて呼びます。지원(ジウォン)さんの場合、지원이(ジウォニ) 、지원아(ジウォナ)のようになります。

パッチムがない場合は名前の語尾に「~야(ヤ)」をつけて呼びます。영호(ヨンホ)さんの場合、「영호야(ヨンホヤ)」のようになります。

あまり使われてはいませんが、男性の年下や友達の名前の後に「~군(グン)」とつけて呼ぶこともあります。「~君」という意味です。ですが、日本のように頻繁には使われていないので注意が必要です。

年上の親しい間柄では、男の人には「오빠(オッパ)」、女の人には「언니(オンニ)」と呼びます。「오빠(オッパ)」は「お兄さん」、「 언니(オンニ)」は「お姉さん」という意味ですが、韓国では家族ではなくても年上の親しい人に対してそう呼びます。

韓国語の「~さん」である「シ」と「ニム」の違い

 「씨(シ)」は「さん」、「님(ニム)」は「様」という意味です。「님(~様)」は「씨(~さん)」よりも尊敬の度合いが高く、フルネーム、苗字にも名前にも使えます。이나연(イ・ナヨン)さんの場合、이나연 님(イ・ナヨンニム)、이 님(イニム)、나연 님(ナヨンニム)となります。

님(ニム)には、職位や身分を表す名詞の後につく場合があります。例えば、社長は韓国語で사장님(サジャンニム)と言います。直訳すると「社長様」ですが、「社長」という意味になります。

では、社長さんと呼ぶときは「사장 씨(サジャンシ)」と呼んでようのでしょうか?正解は、そう呼びません。「사장님(サジャンニム)」と呼びましょう。ちなみに、お客様は韓国語で「손님(ソンニム)」です。

お母さん(어머니)、お父さん(아버지)も同じく丁寧に呼びたいからといって、「어머니 씨(オモニシ)」、「아버지 씨(アボジシ)」とは呼びません。丁寧に呼ぶときは敬称である「어머님(オモニム)」、「아버님(アボニム)」と呼びます。

社長の「사장님(サジャンニム)」の他にも課長は「과장님(カジャンニム)」、先生は「선생님(ソンセンニム)」、教授は「교수님(キョスニム)」となります。

このような単語を覚えるときは、사장님(サジャンニム)の場合、「どうして님をつけるの?」という疑問は捨てましょう。사장と님はセットで「社長」になります。決して사장と님を離して覚えるのではなく、ひとつのセットで覚えてください。

今回ご紹介した韓国語の「씨(~さん)」、「님(~様)」、「오빠 (お兄さん)」、「언니(お姉さん)」は日常会話ではよく出てくる言葉であり、韓国ドラマによくでてきます。ドラマもこの言葉を意識して見れば、勉強の道具になります。

よく耳を傾けて聞いて確認してみてください。そして、自然な韓国語が身に付くようにリピートしましょう。そして、覚えて実際に使ってみてください。

© 2024 K-Channel