韓国語で「~さん」ってどう言うの?
初対面の人に対して、私たち日本人は名前の後に「~さん」とつけて呼びます。初対面の人にいきなりで呼び捨てはしません。韓国語も日本語と似ていて、「~さん」という言葉があります。今回は、韓国語の「~さん」の使い方や発音について紹介していきます。
韓国語の敬語「~さん」
韓国語は、日本語と似ている部分がたくさんある外国語として知られています。韓国語にも敬語があり、目上の人に対して使われる言葉があります。韓国語の学習では、丁寧な言葉から勉強していくため、テキストでは最初の方で「~さん」の使い方について勉強することが多いです。韓国語で「~さん」とは「~씨(シ)」と言います。
日本語と韓国語が似てるとはいえど、違いもあります。もちろん「~さん」という言葉も、日本と韓国語では少し使い方が違います。似ているからといって、日本と同じ使い方をして痛い目にあわないようにしましょう。
韓国語の「~さん」の発音
先ほど紹介したように、韓国語で「~さん」は「씨(シ)」です。例えば、ジェヒョンさんだったら、「재현 씨(ジェヒョンシ)」となります。発音も難しくなく、覚えやすいかと思います。
韓国ドラマを見る際があったら、この言葉に注意して聞いてみてください。そして、実際に繰り返し真似て発音してみましょう。そうすることによって、自然な韓国語の発音を身に着けることができます。
韓国語の「~さん」の使い方
韓国語の「~さん」は、使い方に少し注意しなければならない点があります。日本語では苗字の後に「佐藤さん」、名前の後に「美香さん」のように、両方に「~さん」とつけます。
一方、韓国語では苗字に「~さん」と呼ぶことは失礼にあたるため、苗字には使ってはいけません。なので、「김 씨(キムシ)」と韓国語でキムさんとは呼んではいけないのです。日本人は間違いやすい部分なので、気を付けましょう。
韓国語の「~さん」を使う際は、下の名前もしくはフルネームにつけて使いましょう。「도영 씨(ドヨンシ)」、「김도영 씨(キム・ドヨンシ」)のようにです。また、書く際は名前と「씨」の間を離して書きましょう。