「悲しさ」を表現する「泣く」韓国の顔文字
韓国ではよく「ㅠㅠ」「ㅜㅜ」「ㅠㅜ」これらの顔文字を使います。意味は「悲しい」や「残念」、「ごめんね」という意味で基本的に使いますが、「感嘆」の表現としても使われます。例えば、好きな芸能人の写真をみて「멋있다(モシッタ)ㅠㅠ(かっこいいㅠㅠ)」や「감사합니다(カムサハムニダ)ㅠㅠ(ありがとうございますㅠㅠ)」といった感じです。他にも「ㅠㅅㅠ」このような顔文字もありますが、「ㅠㅠ」「ㅜㅜ」「ㅠㅜ」よりはあまり使われていません。
今は前よりも「スタンプ」という意味の이모티콘(イモティコン)のバリエーションが増えたため、そちらのほうがよく使われています。カカオトークのキャラクターや、オーバーアクションウサギというキャラクターのスタンプが流行しています。現在はスタンプだけで会話が成立してしまうほど、バリエーションが増えました。
「嬉しい」を表現する「笑顔」の韓国の顔文字
「嬉しい」ことを表現するときは、笑顔の「^^」や「><」の顔文字をよく使います。顔文字を探す手間もなく、簡単に打ち込むことができますね。その他にも「^0^」や「^ㅅ^」などがあります。
また、おもしろいときや茶かすときはよく「ㅋㅋㅋ」や「ㅎㅎㅎ」を使います。これは本当によく使われているので、覚えておいてください。なんでもかんでも後に「ㅋㅋㅋ」や「ㅎㅎㅎ」を付けてしまうと、本気じゃない適当な言葉として相手が受け取る場合もあるので注意しましょう。
最近では「헤헷(ヘヘッ)」「히히(ヒヒ)」なども笑う意味や照れ隠しなどの意味で使われています。そして「ㄷㄷㄷ」という表現もあり、덜덜덜(ドルドルドル)の略で「ふるえる」を意味します。怖いときや驚いたときなどに使います。
ちなみにメッセージのやり取りの中で、「ㅇㅋ」や「ㅇㅇ」という短縮言葉もよく使われます。「ㅇㅋ」は「オッケー」で、「ㅇㅇ」は頷いている「うんうん」という意味です。この二つは本当に高頻度で使われているので、覚えておくといいでしょう。
今回ご紹介した顔文字を韓国の友人と連絡する際にはぜひ使ってみてください。また、時代によって使う顔文字の流行も変わっていきます。現に今は顔文字よりスタンプを使うことが多いです。なので、「今はどういう顔文字を使ったりするの?」と聞いてみるのもいいですね。