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韓国ドラマでは必ずっていうほどお酒を飲むシーンが出てきますよね。
なぜか落ち込んだときに飲んでいますが、韓国の成人1人当たりのアルコール消費量は世界で7位。
この量は落ち込んだ時以外でもかなり飲んでいるはずです。
ドラマでよく見る酒は緑色の瓶の焼酎。
焼酎の消費量が世界一になった年もあるようです。
そんな焼酎大国韓国のお酒の飲み方を調べてみました。
日本と違う飲み方に注意!
韓国のお酒の飲み方にはやってはいけないマナーがいくつかあります。
それを紹介しましょう。
まずは目上の人と飲むとき。
酒を注ぐ時は瓶を右手で持って、左手はビンの下や右ひじに添えて注ぎます。目上の人が正面にいたら、そちらに向かってどうどうと飲むのはNGです。
とっても失礼なことに当たります。
目上の人に対しては顔を横に向けて飲みます。
もちろん目上の人より先に飲み始めても駄目ですよ。
そしてグラスが完全に空いてから注ぐようにします。
手酌はなるべき避けて、注いでもらう、注いであげるようにするのが礼儀です。
日本は飲み会の席では最初に乾杯をしたら終わりですが、韓国は飲み会の最中何度も「コンベー!」と言いながら乾杯を繰り返します。
この掛け声は、みんなで飲みましょう、盛り上がろうという意味があるようですね。
人気のお酒の種類は?何歳から飲めるの?
韓国では満19歳からお酒が飲め、日本ほど年齢チェックは厳しくないようですね。
韓国を代表するお酒と言えば焼酎とマッコリ。
焼酎の瓶は緑色が定番で、15~23℃くらいまで銘柄によって度数に違いがあります。
マッコリは米から作られた酒で韓国では水がわりに飲む人も多いようです。
最近はマッコリもいろいろアレンジを加えられ、生マッコリやフルーツマッコリなど種類が増えてきました。
そのほか、若者に人気があるのはビール。
やはりビールのつまみはチキンですね。
韓国ではチキンの「チ」とビール(韓国語でメッチュ)の頭文字を取って「チメッ!」と言います。
仕事帰りに同僚などに「チメッ?」と声をかけると相手は「コール!(同意)」と答え、これで飲み会が成立です。
そのほか日本と同じように清酒や果樹酒などお酒の種類はたくさんあります。
焼酎の人気ナンバーワンはチャミスル
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韓国の酒造メーカー眞露から1998年に「チャミスル」が発売されました。
当時の市場占有率は地元の焼酎を除くと100%に近いと言われるくらい大ヒットしました。
その後2001年に「サン」と言う銘柄が、2006年にはロッテから「チョウムチョロム」という名前の焼酎が発売されました。
しかし、いずれも「チャミスル」には勝てず、現在でも「チャミスル」は市場占有率の50%以上を占めているようです。
ちなみに「チャミスル」は世界で一番で売れている焼酎ランキングの1位にもなっています。
いったい韓国の焼酎は何種類くらいあるのでしょう。
調べてみましたが、結果は不明。
なぜかというと最近はフルーツ味の焼酎が増えているようで、柚子、ブルーベリー、アセロラなどの種類を合わせると数え切れません。
お土産用にペットボトルやパックになった焼酎も発売されているようですよ。