韓国の電車
韓国旅行での移動手段として知られている「電車」。しかし、バスやタクシーと違って「言葉も分からないし、ハングルも読めないのに乗れない!」という方が多いのも事実です。でも、せっかくなら交通費の節約のためにも電車を利用したいですよね!
そこで今回は韓国の電車の乗り方や路線図、便利なアプリやとってもお得なカードまでまとめてご紹介していきましょう。
韓国の電車路線図はこちら!
韓国では日本と同じように、国内全土で電車が走っています。ここでは、主に外国人観光客のほとんどが訪れる都市・ソウルの電車路線図を掲載しています。
まだ工事中であったり、延長する路線も多くありますが、ソウル市内だけでこれだけの路線が通っていると旅行にもとても便利ですね。
観光客が多く利用する路線は下記の路線かと思います。主要な停車駅をピックアップしてみました。
- 地下鉄1号線 東大門・鍾路3街・市庁・ソウル駅・龍山・ノリャンジン
- 地下鉄2号線 乙支路入り口・市庁・弘大入口・江南・蚕室・聖水・東大門歴史文化公園
- 地下鉄3号線 高速ターミナル・薬水・忠武路・鍾路3街
- 地下鉄4号線 東大門・忠武路・明洞
- 地下鉄5号線 オリンピック公園・東大門歴史文化公園・光化門・汝矣島・金浦空港
- 地下鉄7号線 建大入口・高速ターミナル
- 地下鉄9号線 高速ターミナル・ノリャンジン・汝矣島
特に便利なのは地下鉄2号線で、東京の山手線のように円になっています。そのため明洞(市庁駅)周辺や江南方面などにも乗り換えなしで行くことが出来ますよ。
韓国の電車の乗り方は?
ここでは韓国の電車の乗り方をご説明しましょう。切符を購入して、改札を通り、電車に乗るという日本と全く同じ方法ではありますが、切符の販売機などに少し違いがあります。
韓国の電車の切符自動販売機はこちらです。ほとんどが改札の真横に数台置いてあります。
自動券売機は日本語での表示が可能なため、韓国語が分からなくても問題ないと思います。切符を購入することはもちろん、T-money(日本のSuicaと同様)のチャージをすることも出来ます。韓国では「切符」という呼び方はなく「交通カード」の表記となります。
通常の交通カード(切符)でも、T-moneyでも全てプラスチックのカード製になっています。お金を入れて、選択したあとに、このようにカードが出てきますので取りましょう。これで電車に乗る準備は出来ましたね!
韓国も日本と同様に全て自動改札機となっています。地方都市などの一部の地域では手動改札もあるとのことですが、ソウル市内は自動改札がほとんどですね。
ちなみに自動改札の形は様々であり、ピッとカードをタッチしてそのまま通れる改札や、レバーが付いている改札などがあります。基本的にどんな形の改札であっても、カードをピッとして通れば問題ありません。
まれにT-moneyを利用の際に改札でエラーとなってしまい、改札から出られないことがあります。その場合は近くにいる駅員さんに声をかけるか、近くに駅員さんがいない駅では改札口の左右どちらかに赤いボタンがあるため、そのボタンを押すと駅員さんのいる部屋と繋がり通話することが出来ます。
韓国語がわからないという場合でも「エラー」と言うことをジェスチャーで伝えれば、駅員さんが手持ちの機械ですぐに処理してくれて改札を通れるようになります。焦らずに、待っていれば大丈夫ですので問題ありませんよ。チャージ金額が不足している場合には、ちゃんとチャージ機のところまで連れて行ってくれます。
また電車に乗った後には、日本と同様に車内に路線図もありますし、特に明洞や東大門の駅などでは日本語でもアナウンスが流れます。車内の電光掲示板にも日本語が流れますので、確認すると良いと思います。