韓国のお正月の挨拶は?
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韓国のお正月では茶礼(チャレ)と呼ばれる、挨拶を行います。これは正月だけでなく、先祖の誕生日や名節にも行われますが、お正月には親戚一同が集まって行われることが一般的です。
果物やチヂミ、お菓子などを並べ、順番に挨拶をします。しかし、最近ではマンションで生活している人が多くなってきたため、このような場所を設けることが出来ず、居間などで簡単に済ませる家が多いようです。
また、日本ではお正月に「あけましておめでとうございます」という挨拶を交わしますが、韓国では「セヘボッマニパドゥセヨ(新年に福をたくさん受けますように)」という挨拶を交わします。
韓国では日本と同じく、子供にお年玉を渡す習慣もあります。その際には、子供が大人や親戚に向けて「コンガンハセヨ(いつまでも健康でいてください)」と言いながら丁寧にお辞儀をし、大人が新年に向けての挨拶をした後でお年玉を渡します。
韓国でのお正月の遊び方
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韓国でお正月を代表する遊びといえば「ユンノリ」。日本でいう「すごろく」のような遊びで、木の棒を使ってコマを進めていくという、大人から子供まで遊べる定番の遊びです。また、日本と同様に「凧揚げ」などもありますよ。
しかし、最近では仕事の関係で休暇が取れない方や、地方にある実家へ帰省しない方も多く、このような遊びはあまりされることがないようです。また、家族形態も日本同様に「核家族化」しており、少子化も深刻なため、お正月は家族で海外旅行へ行く方がとても多いとのこと。
日本でもお正月は海外で過ごしたり、わざわざお正月料理を作らないという方も多いですよね。筆者もお雑煮くらいしか作りませんが、こういった伝統的な料理や遊びは消えることなく、代々受け継がれていくといいなと思います。
以上、韓国のお正月についてお伝えしました。実際に韓国の旧正月を体験してみたい方は、その時期に合わせて韓国旅行を計画してみるのも楽しいかもしれませんね!ちなみに、この時期は旅行代金が格安です。お店はお休みが多いですが、逆にカフェなどでは「お正月なので」とサービスでお餅をくれたこともありましたよ。興味のある方はぜひ、いかがでしょうか?