韓国の物価比較~日本より高いもの~
ここでは、日本よりも物価が高いものをご紹介していきたいと思います。韓国では基本的に「化学製品」が高い国として知られており、トイレットペーパーや生理用品、洗剤や住宅用品などは日本より高めのことが多いです。ガソリンや石油なども高いです。
また、光熱費ですが基本的な価格は日本と変わらないものの、韓国では冬の寒さが厳しいため冬になると1日中オンドルという床暖房システムを稼働させます。これによって、冬場は1ヶ月1万円を超えている家庭も多く見られます。
食事が安いイメージの韓国ですが、卵は10個で150円程度、お米は10キロで3200円、食パン1袋160円、牛乳1リットル230円。このような物価を見ると、日本と大差はないことが分かります。ただ、韓国には昔ながらの市場がとても多く、そういった場所で購入するとかなり安く買うことが出来ます。
最近では、外資系企業も増えており、飲食店でも外国のカフェチェーンが多く進出している韓国。これによって、さらに物価は上がっており、以前は「外食した方が安い!」と言われていたファーストフード店なども、値上がりを続けています。
韓国の物価は洋服には反映されない?
そして、韓国旅行での楽しみのひとつ!ショッピング!韓国では洋服を必ず買うという方も多いと思いますが、洋服やバッグ、靴などは日本よりもかなり安く購入することが可能です。もちろん、高級ブランド品などは除きますが、ノーブランド品であれば1枚500円でも購入することが出来ちゃいます。
韓国製の洋服やバッグが安い理由は、よく「質が悪いから」と言われますが、それが本当の理由ではなく、韓国内でデザインから製法、販売まで全てを行っているため人件費や経費を削減することが出来て、安いということです。同様に、アクセサリーやハンドメイド資材なども、自国で制作しているためかなりお安いのが特徴のひとつです。
このように、日本と比べると高いものもあり、安いものもある韓国。筆者は大型マートが大好きなので、韓国を訪れる際には毎回必ずEマートやロッテマートに立ち寄って、野菜や肉などの価格をチェックしています。日本で見ることがないような食材やお惣菜などが多く、目で見て楽しめるだけでなく、韓国のリアルな物価をチェックすることが出来るので、お時間があればそういった楽しみ方をしてみるのも良いと思います。
全てが安い国だと思っていた!という方の中には、ワーキングホリデーや留学でかなり生活に苦労される方も多いようですが、今後も日本と同様に物価は上昇していくと思います。みなさんも旅行に行く際には、レートや物価をチェックして、慎重に見極めるようにしてくださいね!
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