チャングムの作る料理が食べたい!日本で食べられる韓国宮廷料理を紹介

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宮廷料理03

韓国宮廷料理と言えば「チャングム」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

歴史ドラマ「チャングムの誓い」ではさまざまな宮廷料理が作られていました。

高級な食材を使用し、厨房尚宮の最高の腕によって料理される宮廷料理は見た目も美しくとても豪華です。

そんな韓国の宮廷料理について調べてみました。

1日5回の食事

王様と王妃様だけが召し上がることができるのが宮廷料理です。

日常的な王様の食事は1日5回です。

1食目は早朝に漢方薬や重湯、または粥を召し上がります。

2食目は10時前後に水刺床(スラサン)と呼ばれる食膳が用意されます。

水刺床には十二楪飯床(シビチョプパンサン)といい、 2種類のスープヤチゲを含め、煮物やキムチ、焼き物などを含めた12種類のおかずが並びます。

そして昼は簡単な食事を召し上がり、午後5時頃にまた水刺床を召し上がります。

そして夜にはまた簡単な食事。

基本的に午前10時と午後5時が本格的な食事というわけです。

これではお腹が空くタイミングがまったくないのではありませんね。

そして、おかずの多さには驚きです。

現代の韓国で食事に、おかずがたくさん出てくるのは宮廷料理から始まったのかもしれませんね。

宮廷料理の代表メニュー

シンソルロ

昔の宮廷料理をアレンジしてコース料理のように順番に運ばれてくるのが今の宮廷料理です。

その中から代表的なメニューを紹介します。

前菜料理として出てくるのが九節板(クジョルパン)。

8種類の具をクレープのような生地で巻いて食べる料理です。

5色の鮮やかな食材がクジョルパン専用の器に盛り付けられ、見た目がとてもきれいです。

クジョルパンと並び、お粥や水キムチなどおかずも数多く出されます。

そして、メイン料理はあわびやウナギなどの海鮮料理やカルビなどの肉料理が並びます。

メイン料理として有名なのが神仙炉(シンソルロ)ですね。

真ん中の空いた独特の形の鍋に魚介や肉、大根、人参、クルミ、銀杏などを綺麗に盛り付け、スープを注ぎながら食べる伝統鍋料理。

シンソルロという料理名はもともと鍋の名前だったそうです。

さらに、韓国ドラマで祝いの席に必ず並ぶチョン(チヂミ)もあります。

ズッキーニや椎茸、白身魚などがチョンの定番食材です。

ここで紹介した料理はほんの一部です。

お店で現代の宮廷料理を召し上がってみてください。

次から次へと出てくるおかずの多さに驚くはずですよ。

ソウルの有名な宮廷料理店を紹介

それではソウルで宮廷料理が食べられる店を紹介しましょう。

韓国観光公社が昔の宮廷料理をそのまま継承している店を選定しています。

・チファジャ

地下鉄3号線「景福宮(キョンボックン)駅」3番出口

・コリアハウス

地下鉄3、4号線「忠武路駅」3番出口から徒歩1分

・三清閣

地下鉄3号線「安国(アングク)駅」2番出口よりタクシー利用

・蓬莱軒

ソウル都市鉄道5号線「松亭(ソンジョン)駅」、「金浦空港駅」

・大長今

地下鉄2号線、ソウル都市鉄道8号線「蚕室(チャムシル)駅」1、2、10、11番出口

どの店も全国各地から集められた最高の食材を使い、王様の食膳を再現しています。

ソウルに行ったら少し贅沢に王様気分を味わってはいかがでしょう。

チャングムの作った料理が新大久保で食べられる?

宮廷料理01

ソウルに行かずとも新大久保をはじめ都内にも宮廷料理の店があります。

・水刺斎(スランジェ)

新大久保や新宿、渋谷にも店舗を構える水刺斎は王様貴族が召し上がった料理をそのまま再現し、気楽に食べられる店です。

・松の実(マツノミ)

1日4組限定の韓国料理店。

クジョルパンやサムゲタンなど、韓国の代表的な薬膳宮廷料理が食べられます。

・尹家(ユンケ)

季節の厳選された食材と宮廷料理専門家の考えたレシピを組み合わせ、体に優しい料理が味わえます。

(2017年4月現在)

九節板(クジョルパン)のレシピと食べ方を紹介

クジョルパン

レストランに行く機会がないという方に宮廷料理の中から簡単にできるクジョルパンを紹介しましょう。

 

クジョルパンは8種類の具材をクレープ状に焼いた丸い生地で包んで食べる料理です。

9つに分かれている器の真ん中にはクレープ状に焼いた丸い皮(ミルジョンビョン)を置きます。

まわりの8つには五色(赤・緑・黄・白・黒)の具材を使い、色鮮やかに並べます。

その具材は牛肉、人参、干しシイタケ、卵、ズッキーニ、もやし、パプリカなど様々です。

 

簡単にできて豪華に見えるクジョルパンのレシピを紹介しましょう。

9種類の具を作ります。

①牛肉

千切りにした牛肉に醤油、ニンニク、砂糖、ゴマ、ゴマ油で下味をつけてからフライパンで炒めます。

②干しシイタケ

水で戻して千切りにし、①の牛肉と同じ味付けをして炒めます。

③ニンジン

千切りしてゴマ油で軽く炒めます。

④卵

白身と黄身をわけ、黄身だけを薄く焼きます。焼けたら千切りに。

⑤もやし

ヒゲをとって茹でて、ゴマ油と塩を和えておきます。

⑥ズッキーニ

千切りしてゴマ油で軽く炒めます。

⑦赤パプリカ

千切りしてゴマ油で軽く炒めます。

⑧キクラゲ

千切りして①の牛肉と同じ味付けをして炒めます。

⑨皮(ミルジョンビョン)

小麦粉を水で溶き、7~9㎝くらいの丸い形に薄くのばして焼きます。

 

以上9種類の具ができましたね。

食べ方は8種類の具材を皮に包んで食べます。

何もつけずに具の味を楽しんでもいいですし、からし味噌につけて食べても美味しいです。

具をたくさん入れると包めませんから少しずつ取って、上品に召し上がってみてください。

 

見た目も美しく、ちょっと贅沢な気分になれる宮廷料理。

ぜひ王様気分で召し上がってみてください。



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