脱退説も浮上?〈ユチョン〉
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ここ3年ほど、ニュースサイトなどで名前を多く取り上げられたユチョン。2016年に性的暴行疑惑が浮上し、直後に結婚報道が出て多くのファンが驚きました。
その後、性的暴行疑惑は晴れ、婚約報道も婚約解消という形で収まったもののイメージダウンは避けられませんでした。2018年になってようやくソロ活動の話題が出始め、再スタートの矢先に今度は薬物問題が起こります。
2019年4月24日、ユチョンは所属芸能事務所を解雇され、芸能界への復帰は極めて厳しい状況となりました。ジュンスとジェジュンはソロ活動を行っていますが、JYJとしての活動はもう見られないのかもしれません。
JYJユチョンが麻薬事件に関与?
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今回のユチョンの薬物摂取事件を時系列で追ってみます。
2019年4月4日、韓国の警察は大手乳製品メーカーの創業者の孫であるファン・ハナを麻薬使用の疑いで逮捕しました。「ミルク姫」の愛称で知られる彼女はユチョンの元交際相手で、「彼と一緒に薬物を使った」と供述します。
これに対し、ユチョンは4月10日に記者会見を開いて身の潔白を主張。全身の体毛を剃って警察に出頭したものの、4月23日、わずかな足の毛から覚醒剤の陽性反応が出て逮捕されることになります。24日にはユチョンの所属事務所C-JeSエンターテインメントがユチョンとの契約を解約したと発表し、ユチョンの芸能界引退を公式発表しました。
その後ユチョンは4月29日に始まった取り調べで麻薬使用の事実を大筋で認めます。また、ユチョンが供述の中で「この件によって自らの全てを放棄することが怖かったが、認めるべきは認めて謝罪すべきは謝罪しないといけないと思った」と語ったとニュースは伝えました。
6月14日の初公判で、検察は麻薬類管理に関する法律違反容疑をもたれているユチョン被告に懲役1年6か月、追徴金140万ウォンを求刑しました。ユチョン被告の弁護人側はこれをすべて認め「パク・ユチョン氏も自分の罪をすべて反省している」とし「普通の暮らしを夢見ることができるよう、パク・ユチョン氏にもう一度機会をお願いする」と述べました。
ユチョン被告に対する判決公判は7月2日午前10時に行われます。
元婚約者が麻薬投薬!ユチョンは緊急記者会見へ(2019/04/10)
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2019年4月10日のユチョンの会見についてまとめました。
4月10日、ユチョンは元交際相手で南陽(ナムヤン)乳業創業者の孫娘ファン・ハナの麻薬事件に関わったという噂に関してソウル市中区にある韓国プレスセンターで記者会見を開き、ファン・ハナに麻薬を勧めた「芸能人A氏」ではないかという噂について、自ら釈明しました。
ユチョンは会見を通じて「私は決して麻薬を使用していない。報道を通じて、ファン・ハナが麻薬捜査で芸能人の名を挙げ、麻薬を勧めたという内容を見ながら、私だと誤解されるかもしれないという思いで怖かった。私は決して麻薬を使用していないのに、いつの間にか『麻薬を使用した人』になっていくのかなという恐怖心も覚えた。違うと地団太を踏んでも、私は明らかにそのようになるしかないのでは、という恐怖心が生まれた。
しかし私は決して、決して麻薬を使用していないため、捜査機関の調査を受けたとしても私が自らお話させていただきたいと考えた」と伝えました。
筆者の私見ですが、この時の会見のユチョンは、今までの真面目で誠実なユチョンそのものでした。彼の言葉に嘘は感じられず、ユチョンは陥れられたのだと信じました。しかし、その後ユチョンは麻薬の使用を全面的に認めることとなりました。本当に残念です。
ユチョンは2017年に暴行容疑で捜査されていた・・・
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ここでユチョンの暴行容疑事件も振り返ってみます。
2016年6月10日、ユチョンは「テンカフェ」と呼ばれる風俗店に知人と入店。そこでお酒を一緒に飲んでいた女性をトイレに連れ込み性的暴行をしたとの容疑で逮捕されます。
このことに対して事務所側は虚偽であると主張をし、実際にその4日後の6月14日に女性は告訴を取り下げました。関係があったのは確かですが強制的ではなく、しかしユチョンの態度が悪かったため女性は腹いせに告訴したという内容でした。
しかし、この事件はこれだけで終わりませんでした。ユチョンはその後立て続けに複数の女性から同じ容疑で訴えられることになってしまいました。
最初の被害女性が訴えた2日後に1人、その翌日に2人と最初の人を含め4人に訴えられることとなったのです。被害を訴えた女性はいずれも風俗店勤務の女性で、お酒を飲んでいた際にトイレで性的暴行を受けたと主張しています。
その後、ユチョンはこの件について被害女性の交際相手の男性から金銭を要求されたということにより逆告訴をするという展開になりましたが、最終的にユチョンは無罪となりました。
イメージは回復せず兵役後は目立った活動なし
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2016年、まだ兵役服務中でありながらの暴行容疑、その後の結婚報道、婚約解消報道、そして2019年、薬物摂取事件、芸能界引退報道と、ユチョンのファンにとっては辛すぎる現実が続いています。
筆者は5人の東方神起が好きでした。SMエンターテインメントのドリームチームと言われたメンバー5人の完璧なダンスパフォーマンスや歌声、メンバーの絆の強さは沢山のK-POPグループの中でも別格に感じていました。その後東方神起とJYJに分かれてからもメンバーそれぞれを好きな気持ちは変わりませんでした。
ユチョンがJYJとして活動を始め、俳優として地位を確立し数々の作品に出演しているのも応援していました。画面から伝わってくる彼の誠実さ、人柄の良さは本物であったと今でも信じています。
これからのユチョンについてまだ最終的な判決は出ていない段階ですが、芸能界引退は避けられないようです。反社会的な行為については反省すべきであるのは当然です。しかし、どんな形であってもユチョンのこれからの人生が幸せであるように願ってやみません。