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韓国のユネスコ世界文化遺産・朝鮮王陵の場所と口コミを調査!

2018年9月16日

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韓国旅行で訪れたい世界遺産巡り

韓国旅行と言えば美味しいグルメや激安ショッピング、最近では大好きなアイドルの芸能事務所巡りやコンサートに行かれる方も増えてきていますね。でも、実は韓国にはまだまだ知られざる人気の観光スポットもたくさんあるんです。

その中のひとつが「世界遺産」。韓国にはいくつかの世界遺産があり、韓国時代劇ドラマ好きの方は興味があるのではないでしょうか?そこで今回はユネスコ世界文化遺産に登録されている「朝鮮王陵」をピックアップ!

アクセス方法や近隣のスポットなども、合わせてご紹介していきたいと思います。

ユネスコ世界文化遺産である「朝鮮王陵」とは?

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今回ご紹介する「朝鮮王陵」、韓国語では「チョソンワンヌン」と読みます。朝鮮王陵は大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)にある朝鮮王朝時代の歴代王族の王陵として知られています。

朝鮮王陵は、1408年から1966年のおよそ5世紀にわたって造られたと言われており、2009年6月27日に韓国が申請した「朝鮮王陵40基」がユネスコにより世界遺産として登録されました。朝鮮王陵は韓国で世界遺産として登録されたものとしては9番目となってます。

また遺跡としての価値に加え、祭礼が現在でも行われており、祭礼があるときにはまるで韓国時代劇ドラマで見たような風景を目の当たりにすることが出来ます。

韓国・朝鮮王陵の場所とアクセス方法はこちら!

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さて「朝鮮王陵」といっても、実は一カ所に集まっているのではなくほとんどは、ソウル市とその近隣に分散しています。なぜ一カ所に造られていないかというと、これは当時の「都」を中心に10里(4km)~100里(4km)の間に王陵を建てる決まりがあったためなんだとか。さらに朝鮮時代に信仰されていた風水思想も考慮され、位置が決められたと言われています。

ちなみに、ユネスコ世界遺産登録からは除外されていますが、北朝鮮の開城(ケソン)市にも2基の朝鮮王陵があります。ここではいくつかの王陵へのアクセス方法と場所をご紹介しましょう。

思陵(サルン)

朝鮮王朝第6代目の王である端宗(タンジョン)の妃・定順王后(ジョンスンワンフ)の王陵。ソウルの東側にある京畿道(キョンギド)・南楊州(ナミャンジュ)に位置しています。定順王后はわずか15歳で王后となりましたが、すぐに権力争いに巻き込まれた端宗が幽閉され、王后の身分を剥奪。その後生涯を終える82歳まで庶民の身分となりました。

・住所:京畿道南楊州市 真乾邑思陵里山65
・開園時間:9:00~18:00 ※時期によって時間が異なります。
・料金:有料
・休日:月曜日
・日本語:なし
・日本語表示:なし
・日本語無料ガイド:なし
・アクセス:中央線思陵(サルン)駅からタクシーで約10分

康陵(カンヌン)

朝鮮王朝第13代目の王・明宗(ミョンジョン)とその妃である仁順王后(インスンワンフ)を祭ってある王陵。ソウル北部にある蘆原区(ノウォング)に位置しています。屏風石で囲い、2基の陵の前にそれぞれ魂優石が1座ずつ置かれているなど16世紀の典型的な陵の造りが残されています。

・住所:ソウル特別市 蘆原区 孔陵洞 山224一帯
・開園時間:9:00~18:00 ※時期によって時間が異なります。
・料金:1000ウォン
・休日:月曜日
・日本語:なし
・日本語表示:なし
・日本語無料ガイド:なし
・アクセス:地下鉄6号線花郎台(ファランデ)駅 よりタクシーで約9分、または1番出口すぐのバス停よりマウルバス82A(緑色のバス)で5番目の停留所「泰陵康陵」下車

西五陵(ソオルン)

陵域内に5つの陵(敬陵、昌陵、明陵、翼陵、弘陵)と2つの園(順昌園、緩慶園)、そして1つの墓(大嬪墓)がある西五陵。韓国時代劇ドラマや映画によく登場する朝鮮第9代王粛宗(スクジョン)の継妃であった禧嬪張氏(ヒビンジャンシ)と仁顕王后(イニョンワンフ)のお墓があることでもよく知られています。

・住所:京畿道高陽市 徳陽区西五陵路334-92
・開園時間:6:00~18:00 ※時期によって時間が異なります。
・料金:1000ウォン
・休日:月曜日
・日本語:なし
・日本語表示:なし
・日本語無料ガイド:なし
・アクセス:地下鉄3号線碌磻(ノッポン)駅から座席バス(9701番)または一般バス(702A)に乗り、西五陵入口(ソオルンイック)で下車。または、地下鉄6号線亀山(クサン)駅から座席バス(9701)に乗り、西五陵入口(ソオルンイック)で下車。

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