微妙なニュアンスの違いで「可愛い」が生まれる?!
外国語はどんな国の言葉でも、しゃべるときには少し緊張します。そうすると声のトーンが少し上がって、普段より可愛いしゃべり方になる人も多いのではないでしょうか。
「韓国語はまだしゃべることができない」という人でも、たとえば英語をしゃべるとき。緊張もあるせいか、声が普段と違うしゃべり方になる人もいますよね。
今回はそんな日本人のしゃべる韓国語は「可愛い」と韓国人に言われている?、という噂について調べてみました。
日本人がしゃべる仕事の韓国語は可愛い?
仕事で韓国語を使う日本人はホテルやデパートなどでよく見かけます。現在では韓国企業と取引のある会社も多いでしょう。そんな仕事の場での日本人がしゃべる韓国語は「みんな同じことを言う」そうです。
仕事という場面なので、使用する言葉は当然決まってくるせいか真面目な日本人の性質なのか韓国人にとって日本人のしゃべる韓国語はとても「真面目」という印象だそうです。
以前筆者は知人の会社から頼まれて電話の取次ぎをしたことがあります。「韓国のXXXという会社の○○さんという人を呼びだしてほしい」ということでした。「え?そのくらいできるのでは?」と聞いたことろナントその会社は日本語で「もしもし」といって「金さんをおねがいします」と日本語で何度もチャレンジしていたそうです。
先方の電話受付の女性は日本語がわからないため、間違い電話かと思いガチャギリされていたそう。「ヨボセヨっていえばよかったのでは?」と聞いたところ「だって韓国語知らないし、それから話しかけてもわからないから、ちゃんとした韓国語しゃべれないし」という返答が返ってきました。
日本人の多くは「きちんと」しゃべることができないと、韓国語は仕事では使ってはいけない。と思うことが多いようです。そのため、習った「きちんとした韓国語」がテンプレートになるようです。
日本人がしゃべる可愛い韓国語は?
では「日本人がしゃべる韓国語か可愛い」というのはどういうものをいうのでしょうか。友達や、プライベートの場面で日本人が、韓国語をしゃべると韓国人にとっては「日本人ぽい、韓国語」と思うようです。
「チョヌン XXXエヨ」と習った通りに発声したとします。韓国人は「チョヌン」の発音はクリアには発音しない人が多いようです。「ジャヌン」に近い発音になります。また「エヨ」も、韓国人で使う人は少く「-イムニダ」を使う人が多いので「日本人だなぁ」と思うようです。
日本人に例えると数年前に流行った「アナタガスキダカラー」という韓国人の発音のようなものです。
日本人には「あなたが好きだから」とは聞こえず「アナタガースキダタラー」のように聞こえますよね。思わずにっこりしてしまう。そんな可愛さがあります。
日本の女の子が使うと可愛い韓国語は?
「日本人の女の子がしゃべる、韓国語は可愛い」とよく聞きます。これは日本人の女の子にありがちな「語尾を伸ばす」癖が韓国語にも出るからです。
たとえば「チンチャ?」(マジで?)は韓国人の女の子は「チンチャ?」のチャを強く発音します。日本人の感覚だと「ケンカ?」と思えるほどの強さです。しかし、日本人の女子だと「チンチャー?」とチャーが長く伸ばす人が多いようです。これは「マジでー?」のノリだからかもしれません。
日本人の女の子は、語尾を伸ばすので「優しい」印象を与えます。そのため「可愛い」と感じることが多いようです。
一方で、日本人が一番覚えやすい外国語は「韓国語」という意見があります。これは発音が似ているものが多いことと、文法が同じだからというのが理由です。たとえば「無理」は韓国語でも「ムリ」、「緑茶」は「ノクチャ」など似ている言葉も多いですね。