韓国のみならず、中国そして日本などアジア全域で絶大な人気を誇るアイドルグループ・EXO。頂点を極めてもなお、人気は留まる気配さえ見せません。
その理由のひとつに、新曲をリリースする度に毎回進化した姿をわたしたちに見せてくれるという点が挙げられると思います。
今回は、そんなEXOを支える楽曲のうち、特に多くの支持を集める人気曲をランキングでご紹介します。
EXOの曲を人気順にご紹介します
ひとえに人気曲といっても、そのランキングは様々。今回はYouTubeの再生回数の多いほうから順にランキングでご紹介します。
『Overdoses』
2014年にリリースされた、2ndミニ・アルバムのタイトル曲「Overdoses」。好きな女性、そしてその愛に中毒(overdoses)になってしまった、という歌です。
EXO-Mに所属していた元メンバー・クリス、そしてルハンはこの曲を最後にEXOを去りました。クリスはMVに参加した後、韓国での活動前に中国に帰国。ルハンは活動終了した後に帰国しています。
組体操のような振付から始まり、一度見ると忘れられないインパクトのある振付は、マイケル・ジャクソンの振付を担当していた天才、トニー・テスタが担当。
楽曲はビヨンセなどを手掛ける世界的プロデューサーチームのUNDERDOGSが制作しています。
『Growl』
EXOの人気を一気に高めた人気曲がこの「Growl」。韓国の音楽番組で次々と1位を獲得。音盤の売り上げが減少傾向にある韓国では快挙である、売上枚数100万枚を突破したほど、圧倒的なセールスとなりました。
長回しワンカットで撮影されたMVはとてもスタイリッシュ。流れるようなパフォーマンスを活かした構成になっています。さらにEXO全員が制服姿で踊る姿もかっこいいと話題になりました。
振付を担当したニック・バスは、韓流ファンの間ではSUPER JUNIORの「Sorry, Sorry」でお馴染みの、手をこすり合わせる印象的な振付を手掛けた人物です。
『Call Me Baby』
2015年にリリースされた2ndアルバム「EXODUS」のリード曲。なんと韓国の音楽番組において18回も1位を獲得しました。これはEXOにとっても初の快挙となります。
振付はマドンナの振付などを手掛ける、夫婦のダンスユニット・Nappy Tabsが担当。リズミカルでパワフルなダンスを披露しています。ちなみにNappy TabsはSMエンターテインメントと縁が深く、BOA「Only One」やSHINee「Breaking News」などでもタッグを組んでいます。
『Wolf』
2013年に発売されたリパッケージアルバム「XOXO (Kiss&Hug)」に収録されている「Wolf」は、オオカミの遠吠えが印象的な、一度聞くと忘れられない楽曲。自らをオオカミに例えた歌詞には大きなインパクトが。
メインで楽曲を制作しているKENZIEは、SMエンターテインメントの専属ソングライター。まるで絵画のような美しい振付は「Overdose」と同じくトニー・テスタが担当しています。
『Monster』
2016年リリースの3rdアルバム「EX'ACT」に収録された「Monster」。このアルバムは、予約数が66万枚にも及んだ、記録的作品。幾通りにも解釈されるMVは、ファンの間で様々な議論を呼びました。
KENZIEとともに楽曲制作を行っているLDN Noiseは、イギリスのプロデューサーチーム。韓国のアーティストとのコラボレーションも多く、f(x)「4 Walls」やSHINee「View」などを制作しています。
ダイナミックな振付は「Call Me Baby」のNappy Tabsと再びタッグを組みました。
EXOの人気曲をランキングでご紹介しました。次はどんな姿でわたしたちを魅了してくれるのでしょうか?今後の活動に期待が高まります。