この投稿をInstagramで見る
EXOとは
韓国だけでなく中国でもけた違いの人気を集める、EXO(エクソ)。
2015年11月には日本デビューも果たし、男性の海外アーティストとしては最速で東京ドーム単独公演を行うなど、アジア全域で絶大な支持を集めています。
デビュー当初EXOは、韓国を中心に活動する「EXO-K」と中国を中心に活動する「EXO-M」、それぞれ6人ずつが在籍しており、その総称を「EXO」と呼んでいました。
しかしEXO-Mのメンバーが相次いで中国に帰国。事実上脱退してしまったのです。
なぜそうなってしまったのでしょうか?
それぞれのメンバーの脱退の理由に詳しく迫っていきます。
クリスが脱退した理由
この投稿をInstagramで見る
長身のモデルのようなスタイル、そしてクールなルックスで人気を集めていたクリス。時々見せるお茶目な素振りもギャップがあり、人気を集めていました。
クリスは、たまたま友人に付いていった「SMグローバルオーディションCANADA」に合格。練習生となり、4年の練習生期間を経てEXO-Mのリーダーとしてデビューを果たしました。
しかし2014年5月、中国にて「Overdose」のショーケースを行った直後、突然活動から姿を消してしまったのです。その後タオがSNSで「裏切られた」というメッセージを投稿。しばらくしてクリスは事務所に対して専属契約効力の不存在確認訴訟を提出しました。
現在はハリウッド映画「ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ」(リュック・ベッソン監督)や「トリプルX3」にも出演し、ワールドスターへの道を着々と歩んでいます。
ルハンが脱退した理由
この投稿をInstagramで見る
子鹿のような愛くるしい笑顔、さらに歌もダンスも器用にこなす実力を兼ね備えた、ルハン。EXO-Kのセンターを担うカイと対の存在として、グループの中心的メンバーでした。
語学留学のため韓国に滞在していた際、事務所関係者に声を掛けられたことがきっかけで練習生となり、2年後にデビューしました。
ルハンは2014年9月21日の北京公演を最後に、体調不良や睡眠障害を理由にEXOを去りました。その1ヶ月ほど前から体調不良で休養を繰り返していました。
クリスが姿を消した際、他のメンバーたちはクリスを非難する発言をしていましたが、ルハンの時は落ち着いていたことから、ルハンはメンバーたちに事前に理由を説明していたのでは?とも言われています。
現在は中国でソロ歌手、そして俳優として活動しています。若者から大変人気があり、多くの企業広告を担当しています。
タオが脱退した理由
この投稿をInstagramで見る
シャープな目つきの反面、ふにゃふにゃとした言動のギャップで多くのファンの心を掴んでいた、タオ。
タオは、2015年2月のアイドル競技大会でバスケットボール試合中に足首を負傷。その後も痛みを押して活動に参加していました。
しかし同じ年の年8月「Call Me Baby」で活動を再開した直後、怪我の治療のため中国に帰国してしまいました。その後タオがEXOの活動に合流することはなく、事実上脱退ということに。
後にタオの父親が、タオが怪我をした際にSMエンターテインメントがしっかりとした対応をしてくれなかったことを心配し、タオを説得したと表明。活動中もタオは松葉杖を使って、たったひとりで病院に行く姿などが目撃されていました。
その後タオは怪我の治療のためアメリカに渡り、歌やダンスのトレーニングを積んだ後ソロ歌手としてデビュー。現在は映画「夏、19歳の肖像」の主演も務めるなど、中国を中心に活躍しています。
EXOの脱退したメンバーについてご紹介しました。
現在、クリスとルハンはSMエンターテインメントと和解。専属契約はそのまま、日本と韓国をのぞく地域で自由に芸能活動をできるようになりました。タオは今も訴訟中です。
中国では、韓国である程度成功したアイドルを引き抜くブローカーがいると噂されています。中国に帰国したメンバーの活躍を見る限り、それも本当なのでは?と思ってしまいますよね。3人の今後の活躍にも注目です。