少しおっちょこちょいで、頼りない役柄をやらせたら右に出る者はいない!というくらい、近所のお兄さん的存在で長い間、親しまれているチャ・テヒョン。
映画「猟奇的な彼女」で主演のチョン・ジヒョンさんの相手役を演じ一躍、日本でもブレイクしました。決して、すごくイケメンというタイプではないのですが、だからこそ逆に親近感があるのか?韓国では老若男女から絶大な支持を得ています。
今回はそんな魅力たっぷりのチャ・テヒョンの結婚生活や家族の話、兵役の話にも迫ってみたいと思います。
チャ・テヒョンのプロフィール
チャ・テヒョンは1976年3月25日にソウル特別市に生まれました。父は韓国放送(KBS)の効果部次長(音響効果などを管理する部署)、母は同じくKBSで声優として活躍しているチェ・スミン氏。また、兄は専門学校にて音楽講師をしています。1995年KBSスーパータレントというオーディション番組で銀賞を受賞後、ドラマ「若者のひなた」にて俳優デビューを飾りました。ちなみに、1999年には歌手デビューもしているという、多彩な才能の持ち主です。
デビュー作以降、多くのドラマに脇役・主役として出演し、2008年に公開され自身が主役を務めた「スピード・スキャンダル」は観客動員数800万人を突破する大ヒットを記録しました。
最近では韓国大ヒットドラマ「青い海の伝説」にカメオ出演(友情出演)したことも話題となりました。
「純粋そうで、幼く見られがちなことがコンプレックスだ」というチャ・テヒョンですが、それもきっと多くの役柄を演じることの出来る利点ですね!
いつも明るく元気なイメージのチャ・テヒョンですが、過去には「パニック障害」に苦しんだことがあるそうです。ステージに立つと同時に息苦しくなってしまい、冷や汗も止まらなくなり、実際に2003年に行われたアメリカでのイベント中には呼吸困難で病院へ運ばれたことも。
チャ・テヒョンの兵役について
1995年に俳優デビューを果たし、その後はドラマや映画にひっぱりだこ状態のチャ・テヒョン。韓国では国の制度で兵役制度というものがあります。これは全ての成人男性は一定期間軍隊に属すさなければならないというもので、満19歳までに規定の検査で兵役の判定を受け、身体・学力ともに基準を満たした者は満30歳を迎えるまでに入隊しなくてはいけないという決まりになっています。
では、チャ・テヒョンはいつごろ入隊したのでしょうか?
調べてみたところ、チャ・テヒョンは持病により兵役免除されています。持病とは右肩習慣性脱臼という、継続して頻繁に脱臼が起こるというもので、過去に手術を経験しています。現在は右肩にビスが入った状態とのことで頻繁に症状は現れないそうですが、過酷な訓練も多いという兵役のため、判定の結果、基準を満たすことが出来なかったので兵役免除となったようですね。