韓国料理・グルメ・食べ物

まずい韓国料理はスンデ?ポンテギ?意外な料理もランクイン!

2018年7月24日

日本と違う?意外にまずいと言われる韓国料理「冷麺」

홍승현さん(@yayaicecream)がシェアした投稿 -

日本の焼肉店でもお馴染みの「冷麺」。さっぱりとした味わいは焼肉のシメとしてもぴったりで、夏には冷麺だけでなくビビン麺も人気がありますね。しかし、実際に韓国で冷麺を食べた方は「日本の方が美味しい」という方も多いようです。

冷麺は朝鮮半島由来の冷製の麺料理で、初めて日本に登場したのは昭和14年と言われています。平壌(ピョンヤン・現北朝鮮)出身の韓国人が神戸市に開店したお店から伝わりました。その後冷麺は日本中に広まり、定番メニューになるにつれ、日本人の口に合うように味が徐々にアレンジされてきました。

咸興冷麺

これはいわゆる「咸興冷麺」と呼ばれ、トウモロコシやジャガイモなどのデンプンを原料にしています。細くて白っぽい麺をしており噛み切りにくく、つるつる食べるというイメージの麺です。

肉類・ゆで卵・キムチ・錦糸卵・ナシなどが具材にのせられています。最後に肉で取ったダシと大根と水キムチの汁「トンチミ」を加え透明で淡泊な冷たいスープをかけて食べます。

平壌冷麺

平壌冷麺はそば粉とマメ亜科の一年生植物ヤエナリの種子の緑豆の緑豆粉を原料にした太くて黒っぽい噛み切りやすい麺です。そば粉と緑豆粉とつなぎにでんぷんや小麦粉を材料にした生麺をゆで上げてすぐに冷水で冷やして使います。また、麺が非常に細く、あまり弾力やコシがないことから、スープにはかき氷のような氷を使うことも多く、きゅうりが添えられている程度のものが多いです。

そう、日本で私たちがよく食べている冷麺はその多くが「咸興冷麺」または日本向けにアレンジされた「盛岡冷麺」であり、韓国で食べられている多くは「平壌冷麺」ということです。そのため、麺だけ食べても「日本のと全然違う」と感じたり、日本の冷麺のように色鮮やかに具材が添えられていないため「まずい」と感じる方が多いようです。

美容効果あり!韓国料理「サムゲタン」はまずい?

一羽まるごとの鶏の中にもち米やニンニク、高麗人参などの漢方をぎゅうぎゅうに詰めて煮込んだサムゲタン(参鶏湯)。韓国では体に良い料理の代表格で、日本の料理にはない、鶏のダシやほのかな漢方の香りのきいたスープが特徴です。

しかし、この「高麗人参」こそが苦手要素であるとも言われ、身体には良いものの独特な匂いにノックアウトという方が多いようです。また、なつめや松の実なども、日本ではあまり馴染みのない具材のため「食べるもの?スープ用?」と迷ってしまう方も多いのだとか。

「良薬は口に苦し!」と思って味わいましょう!

AkamaiAzulさん(@akamaiazul)がシェアした投稿 -

外国人の口にはあまり合わないと言われている韓国料理をご紹介しました。しかし、どれも身体にはとても良い韓国料理が多く、健康に良いものほど美味しくないというのは日本でも同じですよね。

もちろん、今回ご紹介した料理が「とっても美味しい!」という方もいますので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。本場・韓国で食べれば、またその美味しさに気が付くかもしれません。

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