1999年STV 「カイスト」でデビューしてから17年。いつまでも明るく好青年のままのチ・ソンですが、数多くのドラマに出演してきたことで演技に深みも出てきました。
今回は、チソンの出演したドラマをまとめてみました。
デビュー作は『カイスト』(99/SBS)
チ・ソンの俳優への道は決して平たんではありませんでした。父親の強い反対で一度は普通の人生を選びましたが、やはりどうしても夢を捨てきれず、様々なアルバイトをしながら、「カイスト」のスタッフへプロフィールを送り出演を要請したことがきっかけで彼の俳優人生がスタートしました。この「カイスト」は、韓国科学技術院を舞台に、学生たちの青春の苦悩と情熱を描いたドラマで、放映当時、話題になった作品です。
『オールイン』(03/SBS)
チ・ソンをスターへと導いた作品。このドラマ出演後、主演のイ・ビョンホンを凌ぐ勢いで人気が出ました。ストーリは、実在したギャンブラーを題材にした愛するものを守るために闘う男たちのドラマ。チ・ソンは主役のイ・ビョンホンのライバル役を見事に演じました。
『最後のダンスはぼくと一緒に』(04/SBS)
チ・ソンと奥様イ・ボヨンが出会ったドラマ。交通事故で記憶喪失になったヒョヌ(チ・ソン)と彼と恋に落ちたウンス(ユジン)の切なくて美しいラブストーリー。何度見ても涙してし、何度でも見たくなるドラマです。
『ニューハート』(07/MBC)
チ・ソンが2005年~2007年の兵役から復帰後、最初のドラマとして注目されました。このドラマは日本でも放送され、チ・ソンの人気も急上昇しました。3流医科大卒の研修医ウンソン(チソン)が外科の花形といわれる胸部外科に配属され、悪戦苦闘しながらも成長していくストーリーです。医療ものは韓国でも非常に人気が高く、最高視聴率34.33%を記録しました。
『太陽をのみ込め』(09/SBS)
チ・ソンの『オールイン』でのドリームチームが6年ぶりに再集結し、チ・ソンの他にも韓国の人気俳優が多く出演していることで大きな話題となりました。天涯孤独なジョンウ(チ・ソン)が、人生を切り開くために大富豪のチャン会長の傘下に入るのですが、彼の裏切りにあってしまう。絶望の淵に立たされた人間が何を信じて生きて行くのかをチ・ソンがリアルに表現しています。俳優チ・ソンがまた一回り役者として成長した作品となりました。
『秘密』(13/KBS)
長い春に終止符を打ち、イ・ボヨンと結婚後初のドラマ。今までの役どころ違う、悪い男をとことん演じ切っています。あらすじは、恋人を亡くした男と罪をかぶった女性の激しくも切ないラブストーリー。禁断の愛に隠された、壮絶な真実や先の読めない展開から目が離せません。
『タンタラ』(16/SBS)
何もかも失い、崖っぷちに立たされた敏腕芸能マネージャーが、新人バンドとともに成長していく姿を描くヒューマンドラマ。音楽業界の話なので、K-popが好きな人が見てもおもしろそうですね。