平昌オリンピック

大丈夫?平昌オリンピックは問題たくさん?中止の場合の代替地は日本の可能性も!

2017年2月28日

開催まで残り1年を切った平昌オリンピック。

韓国で開催される初の冬季オリンピックということで国民の期待も高まっていましたが、開催決定後からさまざまな問題点が浮上しており、現在では開催が難しいとまで言われています。

また、中止の場合の代替地として日本で開催される可能性もあるというから驚きです。

そこで今回は、平昌オリンピックが抱えている問題点を分かりやすくまとめてみました。

平昌オリンピックの問題点は雪不足

まず、大きな問題点として挙げられているのが雪不足ですね。

開催地である平昌は温暖化の影響で降雪量が年々減少しています。五輪開催期間である2月9~25日までの17日間のうち、昨年は5日間しか雪が降らず、積雪量の平均は約7センチだったのだとか。

そのため、雪上競技は人工雪がメインになると言われています。

ただ、すでに降雪機70台を確保しているとニュースになっていたので、雪不足自体はそれほど重大な問題ではありません。

では、何が重大な問題なのか?

それは雪不足により資金不足に陥る可能性があるからです。

実は平昌オリンピックの前のソチオリンピックでも降雪機が使用されたのですが、そのことによって5兆円という莫大なコストがかかってしまいました。

降雪機に必要な水源の確保と電力供給に、なんと4兆円もかかったと言われています。

ちなみに、平昌はソチより雪が少ないと言われているので、人口降雪機頼みになることは間違いありません。

招致の際にはリゾート開発が進んでいるためインフラ整備は整っていると発表されていましたが、実際は違ったようなので、果たしてどうなるのか?

心配なところですね~。

平昌オリンピックの問題点は資金不足

さて、雪不足により資金不足に陥る可能性があると説明しましたが、実は雪不足に関係なく資金不足に陥る可能性もあるのです。

なんと平昌オリンピックは開催まで残り1年を切っているにも関わらず、運営費の管理やチケット販売を担当する主取引銀行(メインバンク)が決まっていません。

そして、スポンサー企業も足りず、予算の財源すら確保出来ていない状況です。

韓国政府はスポンサーとして名乗りを上げた企業に対して法人税などの減免措置を検討するなど、あの手この手を使ってスポンサー集めに奔走しましたが、まだ足りていないのだとか。

2020年に開催される東京オリンピックが既に目標額を達成していることを考えると、かなり危険な状態だと言わざるを得ません。

では、なぜ資金不足になっているのか?

それは国政の混乱も関係していると言われています。

平昌オリンピックの問題点は国政の混乱

みなさん知っての通り、韓国は今、大統領が不在の状態です。

朴槿恵(パク・クネ)大統領が、親友である崔順実(チェ・スンシル)容疑者に機密情報を漏らしていたことが問題となり、現在職務停止中です。

そして、機密情報の漏洩だけでなく、平昌オリンピックの利権にまで関与していた疑いがもたれており、事件に関与したとされる複数の企業がスポンサー契約を先延ばしにしている状態なのだとか。

また、国政の混乱によりスポンサー支援を躊躇する企業もあるようで、予算の確保すら難しい状況になってしまったと言われています。

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