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発売直後にバカ売れを記録!ノンフライの辛ラーメン乾麺
発売から1カ月で、すでに入荷待ちのお店も続出している「辛ラーメン乾麺」。これまでのインスタント麺とは違い、ノンフライなのが特徴で、カロリーが気になる方にもおすすめのラーメンです。
そこで今回は辛ラーメン乾麺の生産状況や、気になるカロリー、その味についても調査してみました!
800万個が完売し、すでに生産が追い付かない?
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辛ラーメンは日本のスーパーやコンビニ、100円ショップでも購入できるほど人気の韓国ラーメン。日本のラーメンにはない独特の辛さがあり、袋タイプとカップタイプの2種類が販売されています。
そして今年2月9日に韓国で発売されたのが「辛ラーメン乾麺」というノンフライ麺タイプの辛ラーメン。発売からわずか1カ月で、すでに800万個を販売しているという超大ヒット商品なんです。
生産ラインを2倍に確保!
辛ラーメンを開発している韓国企業「農心」によると、3月から辛ラーメン乾麺の生産量を最大に引き上げるため、既存の生産ラインを2倍に増やすことにしたのだとか。
農心では、辛ラーメン乾麺の他に通常の辛ラーメンやわしカルグクス麺、そばなど様々なインスタントラーメンを製造しています。
発売当初は、既存の生産ラインでそれらの主要商品を交互に生産していましたが、あまりの人気に生産が追い付かなくなったため、一旦、すべて辛ラーメン乾麺の製造に切り替えるということのようです。この決断には驚きですね!
大きな決断をした理由は「業界の流通市場で辛ラーメン乾麺の入荷要請が殺到している。また、いくつかの店頭では常に品薄状態が続いているため」とし、「今後、さらに生産量を上げるにあたり、大型スーパーやコンビニ、オンライン通販などでプロモーション販売を積極的に行っていく」と発表しました。
新商品が品切れする理由は韓国の国民性?
実際に食べてみて、本当に美味しいという商品ならば、完売することも想定できますが、このようにまだ食べたことがないという方が多い辛ラーメン乾麺が品切れ続出している理由はどこにあるのでしょうか?
韓国は食品の市場の流れが速いと言われ、ブームが来ては去り、また来ては去り、という状況が続いていると言われています。
そのため、新商品が登場すると「早く一度食べてみないと!」という消費者が多く、すぐに完売を記録することも珍しくないようです。
また、韓国でラーメンと言えばインスタントラーメンが主流のため、値段もお手頃な辛ラーメン乾麺は消費者にとっても気軽に手に取りやすい商品でもあります。韓国の国民食とも言われている辛ラーメンなので、新商品の味をいち早く試したいという気持ちは分かる気もしますよね。
過去には辛ラーメンブラックで完売も記録!
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みなさんはこの黒いパッケージの辛ラーメンをご存知でしょうか?こちらは2011年に韓国で発売された辛ラーメンブラックです。日本では現在、ドン・キホーテなどの大型マートで購入することが可能です。
こちらの商品はこれまでの辛ラーメンと違い、プレミアムな位置づけのラーメンとして発売されました。濃厚でコクのある豚骨スープがプラスされており、辛さよりも旨さが強いラーメンといった印象でした。
辛ラーメンブラックも発売当初は売り切れが続出し、大型スーパーでもなかなか購入できない日が続きました。そのためインターネットサイトではオークションで価格が吊り上げられたこともあるんだとか!
しかし、それだけ大ヒットとなった辛ラーメンブラックも売り上げ不振により、なんと発売からわずか4カ月で生産ラインを減少し、今では圧倒的に赤いパッケージの辛ラーメンを買うお客さんが増えてしまいました。
約2年かけて開発されたノンフライ辛ラーメン乾麺
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現在、韓国で大ヒットとなっている辛ラーメン乾麺。この商品を開発するためにかけられた年月は、なんと2年間だといいます。
韓国では年々、新しいインスタントラーメンが数多く発売されるようになり、国民の多くは「どうせ買うなら新しい商品を食べてみたい」と思うようです。そのため、昔から愛されている辛ラーメンの売り上げは、一時より伸び悩んでおり、その対策として新商品を開発するに至りました。
これまで揚げたインスタントラーメンを当たり前に食べてきた韓国国民に、どのようにしたら受け入れてもらえるか、試行錯誤を重ね、やっと販売することが出来たということですね!
実際、韓国の飲食店でラーメンを注文しても、インスタントラーメンが出て来るのが当たり前になっていますが、最近では日本のラーメン屋さんが非常に人気を集めています。その理由こそが「麺」と言われており、生めんやノンフライ麺の魅力にハマる若者が増えてきているようです。