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韓国におけるインターン制度とは
インターン制度といえば、主に就職活動を控える学生たちが、志望する企業の現場を実際に見て体験するという制度のこと。
多くの企業がこの制度を採用する中、大手芸能事務所JYPエンターテインメントでは、数年前にこのインターン制度を廃止したといいます。今回はJYPエンターテインメントにおけるインターン事情についてまとめてみました!
日本と韓国のインターン制度の違い
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日本と韓国ではインターン制度に違いはあるのでしょうか?近年、日本でも多くの企業でインターン制度が取り入れられていますが、韓国でのインターン制度は、日本のそれとは少し制度の内容に違いがあると言われています。
日本では一般的に、2週間以内の短期間で実施されるのに対して、韓国では1ヶ月~半年ほどの長いスパンで実施されるものが多いのが特徴です。また、日本では無給が一般的なのに対し、韓国ではそのほとんどが有給だといいます。
このように、ひと言で“インターン制度”といっても、日韓では大きな違いがあることがわかりますね。そして、韓国ではこのインターン制度こそが、就職活動の生命線であると考えられており、多くの学生たちが積極的にインターン制度を活用しているのだといいます。
JYPにインターン制度がない理由
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JYPエンターテインメントの代表パク・ジニョンPDは、事務所が有名になればなるほど、周囲から子供をJYPのインターンに採用してくれないかという要望を、数多く受けたと話します。
多くは、自分の子供が今後就職活動をする上で、JYPでのインターンとして働いた経験が、大きなスペックになると考えたようです。
パク・ジニョンPDは、親族を始めとし友人や先輩・後輩など、本当に多くの頼みを受けたのだとか。中には、社会的に高い位置にいる方々からの要望もあったといいます。
「なんとか力になってあげたい気持ちはあるものの、良心がそれを許しませんでした。その子たちを人脈によって就職に有利な立場へ導くことは、一方で、人脈のない子供たちを不利な位置に落とすことになるからです。」番組内で、こう語ったパク・ジニョンPD。
そんな代表の考えのもと、JYPエンターテインメントでは3年前からインターン制度を廃止。これによってパク・ジニョンPDの周囲では、多くの失望の声も上がったのだとか。それに対し、「自分の良心が許さないことは、やってはいけない。」と、パクPDは毅然な態度を貫きました。