一生に一度のウェディングドレス
多くの方が一生に一度しか着る機会のないウェディングドレス。純白で透き通るような華やかなドレスは、女性なら誰もが夢見るドレスでもありますよね。もちろん、何度も結婚式を挙げている方や披露宴を何回も行う方はその機会も増え、そのイベントごとに着る機会も増えるという嬉しさもあります。
韓国には伝統衣装である「チマチョゴリ」がありますが、最近では結婚式でウェディングドレスを着用することが一般的になっており、日本と同様にレンタルや購入などが出来るようになっています。
そこで今回は韓国の素敵なウェディングドレスや、韓国のドレスの購入方法、日本にはない「ウェディングドレス通り」という特殊な街のこともご紹介していきたいと思います。
韓国でウェディングドレスを購入しよう!
日本でもウェディングドレスを購入できる「ウェディング専門店」が多いですが、ほとんどの方は「レンタル」を行うようです。その理由は「結婚式でしか着ることがない」ためであり、クリーニングの費用も高額で、保管に困るからということが多くを占めています。
一方、韓国でももちろん「ドレスレンタル」を行っていますが、価格が安いため、一生に一度の記念として購入する方が多いようです。
韓国でウェディングドレスを購入する場合、そのブランドや生地の質、デザインや装飾などにもよりますが3万円から25万円程度で購入することが可能で、フルオーダーでも10万円前後ということが多いようです。この金額なら、購入する方が多いのも納得ですよね!
また、フルオーダー(生地やデザインなど全て1からオーダー)でも製作期間は1ヵ月~2ヵ月ほどで、元々韓国では「生地」の生産を行ってる業者が多いこと、クリスタルなどの装飾品生産にも長けていることが短期間で製作できる理由なんだとか。
韓国の「ウェディングドレス通り」の場所はソウルのどこに?
日本でウェディングドレスを購入する場合、結婚式場の提携会社や紹介してもらったお店で購入することが多いですね。街中やショッピングモールで「ウェディングドレス専門店」というのは、さほど多く見かけるものではありません。
その一方で、韓国には「ウェディング通り」という通りがあるんです。韓国文化のひとつとして「その道に同じような専門店が集中して出店」していることがあり、例えば「アンティーク家具通り」「トッポッキ通り」「東大門コプチャン通り」なども、それにあたります。
ウェディング通りとは?
韓国の名門女子大学・梨花(イファ)女子大学にほど近いエリアで、30年以上続いているのが「梨大(イデ)ウエディング通り」です。約50軒ものブライダル関連店がずらっと並んでおり、全長600mほどのエリアとなっています。
「麻浦ウエディング通り」「阿峴洞ウエディング通り」とも呼ばれ、ウエディングドレスやイブニングドレス、パーティードレスなどのドレス専門店をはじめ、チマチョゴリ(韓服)専門店、メイクアップ専門店などが立ち並んでいます。
結婚前の花嫁さんがお母様共にドレスや嫁入り道具を買いに来る、ソウルの名物ファッション通りになっており、どこのお店もショーウィンドウに華やかなウェディングドレスを飾っているため、歩いているだけでとっても気分が良い通りでもあります。
ウェディング通りの場所とアクセス方法はこちら
地下鉄2号線「梨大(イデ)駅」4番出口を出て、そのまま「阿峴(アヒョン)駅」方面に歩くとその通りが「ウェディング通り」になります。
営業時間はお店により異なりますが、このウェディング通りでは「火曜日定休」のお店が多く、旧正月や1月1日などもお休みとなります。お目当てのお店がある場合は、事前に定休日をチェックして訪れるようにしましょう。