アジア最大の「ハブ空港」として知られる仁川国際空港
韓国の空の玄関口「仁川国際空港(以下、仁川空港)」。韓国最大の国際空港として知られ、世界中から多くの観光客が利用している空港です。
また、国際空港評議会(ACI)の世界空港サービス評価では「地域別」と「規模別」の2部門で、なんと10年連続1位を獲得!空港と言えば、旅行で利用するものと考えがちですが、今やひとつの「観光スポット」にもなりつつあります。
そんな仁川空港は韓国を経由して、他の国へ向かうという「ハブ空港」としても有名で、ここで数時間滞在する方も多くいます。そこで今回は仁川空港で乗り継ぎする際のおすすめの過ごし方や、入国方法などをご紹介していきましょう。
仁川空港で乗り継ぎ!まずはレストランで腹ごしらえ?
仁川空港には世界中から多くの旅行者が集まります。そのため、レストランの規模も大きく、世界中のグルメを味わうことが出来ちゃうんです。ここでは、特に人気のあるレストランをピックアップしていきましょう!
Gourmet DESSERT(第一ターミナル)
韓国でも珍しい「スイーツ専門」のフードコート。子供からお年寄りまで様々な国の人たちが訪れ、特に若い女性には「韓国を離れる前の駆け込みデザート」として多く利用されています。プレミアムアイスクリームの「Alaska Lab.」を筆頭に、アイスクリームやデザートの人気店が集結しています。
韓食味談道・韓食ミダムキル(第二ターミナル)
ソウルで人気キムチチム専門店「ハノッチッ」や、議政府の老舗プデチゲ店「オデン食堂」など、全国の有名店が入店している韓国料理専門のフードコートです。
朝6時から営業しているため、早朝便の方にも多く利用されており「せっかく韓国で乗り継ぎするなら、韓国料理を食べておきたい!」という方にもおすすめです。
ロボットキムパッ(第一ターミナル)
韓国でいくつもの支店を展開しているロボットキンパ。キンパは韓国風のり巻きのことで、特にロボットキンパは若い女性にも人気がありますね。
注文を受けてから、丁寧に巻いてくれるキンパは、1本で大満足するほど、具だくさん!テイクアウトも出来るため、ベンチやソファでゆっくりと好きなときに食べたいという場合にもおすすめですよ。
本粥&ビビンバcafe 仁川空港直営店(第一ターミナル)
旅行中は「なぜだか胃が重い…」「ずっとお腹が満腹のような気がする…」という方も多いと思います。特に乗り継ぎなどは、身体も意外に疲れるもので、身体に優しい食事を欲するものですよね。
こちらは胃にも優しい韓国のお粥を味わうことが出来るお店で、がっつりと食べたい!という方にはビビンバもおすすめ!また、小さなお子様がいる方にもお粥なら安心ですね。韓国内にもチェーン店があり、空港では朝の4時から営業しているのが嬉しいポイントです。
仁川空港で乗り継ぎする際の過ごし方は?
仁川空港で乗り継ぎをする際、仁川空港への到着時間にもよりますが、やはり美味しいグルメを堪能して、ショッピングを楽しむという方が多いようです。
仁川空港は余裕を持ったベンチやソファの数で、休憩場所に困るということはありません。しかし、完全に横になって寝るわけにもいかず、本を何時間も読み続けるというのも大変ですよね。また、昼に到着した場合、時間があるからと寝てしまうと時差ボケにもつながる恐れがあります。
仁川空港の免税店は「百貨店レベル」と呼ばれ、全部のお店を見ることは難しいほど、広大な規模を誇っています。ロッテ免税店や新羅免税店など、韓国を代表する百貨店が運営している免税店がずらりと並んでおり、その風景は圧巻!
世界的に有名な海外ブランド品から、食品、たばこ、お酒、キャラクターグッズや最近ではアイドルグッズまでも販売されています。乗り継ぎ先で食べたい食品はもちろん、お土産選びなども楽しそうですよね!
仁川空港で乗り継ぎの場合、滞在時間はどのくらい?
仁川空港で乗り継ぎをする場合、受託手荷物(スーツケース)は最終到着地まで運ばれるため、仁川空港でスーツケースを受け取って…という手間が省けます。こちらは便によって、違うようですので必ず事前にご確認くださいね。
仁川空港に到着したら、保安ゲートで手荷物検査などを受け、チケットをすでに持っている場合はそのまま出国、なんらかの理由でチケットを手にしていない場合は発券をすることになります。
しかし、これらの時間はあまり多く要することなく、意外にスムーズ!乗り継ぎまでの滞在時間は行先によっても異なるのですが、最短2時間ほど~最長で翌日といったケースが多いようです。
もちろん、日本からの便がすでにかなり遅延していたりという場合には、バタバタすることもありますが、元々のフライトスケジュールで「30分後に次の便へ乗ってください!」というようなことは、ありえませんので安心してくださいね。