全部美味しそう!韓国スープの種類をご紹介!
韓国料理が大好きな方は必見!韓国スープの種類をまとめてご紹介します。定番の辛いスープはもちろん、辛くない優しい味の韓国スープもご紹介するので、辛い食べ物が苦手な人も必見です!
具材についても詳しく説明しているので気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
韓国スープは種類が豊富?スープと鍋の違いは何?
韓国はとにかくスープの種類が豊富で、スープによって具材や味も様々!そこで知っておきたい豆知識は、「スープと鍋の違い」です。スープというのは、韓国語で「タン」、そして鍋は「チゲ」と言います。チゲは野菜や肉、魚などを煮た鍋料理の総称のことなんです。
辛くて美味しい!韓国スープの種類まとめ
1. 감자탕 カムジャタン
カムジャタンは、豚の背骨とジャガイモを煮こんだものです。「カムジャ」はジャガイモという意味。豚の背骨を長ネギ、ニンニク、ショウガなどの香味野菜とともに長時間煮込み、そのスープに塩、唐辛子、味噌などを加えて味付けをしながら作ります。
具には煮込んだ豚の背骨や下茹でをしたジャガイモなどが入り、また豚の臭い消しとしてエゴマ、ゴマの葉を大量に使用します。また唐辛子も大量に加えるため、豚特有の臭みはほとんどなくなります。
2. 꽃게탕 コッケタン
コッケタンは、ワタリガニがメインのスープ。「コッケ」はワタリガニという意味です。ワタリガニのほかには、ダイコンやホバク(幼いカボチャ)、長ネギなどを具に入れます。味付けは、味噌や粉唐辛子、塩などで調節していきます。居酒屋や海産物料理の専門店で食べることができます!
3. 닭도리탕 タットリタン
タットリタンは、鶏肉と野菜を甘辛く煮こんだスープ。ぶつ切りにした丸鶏を、ジャガイモやニンジン、タマネギなどの野菜と煮込み、粉唐辛子、醤油、砂糖、ニンニク、ショウガなどを混ぜ合わせた調味ダレで味付けをします。家庭料理としても作られるほか、食堂などでも食べることができます。甘辛な味にやみつきになること間違いなしです!
4. 대구탕 テグタン
テグタンは、マダラがメインのスープ。貝や牛肉でダシをとり、切り身のマダラに加え大根やモヤシ、長ネギ、青唐辛子、春菊、エノキ茸、豆腐などを具にして煮込みます。唐辛子やニンニク、ショウガをベースにしたヤンニョム(合わせ調味料)で辛く味をつけたスープなので、辛いもの好きにオススメのスープです。
5. 육게장 ユッケジャン
ユッケジャンは、夏場の疲れに効く栄養食の一つとして食べられています。十分に煮込んだ牛肉のあばら部分を、筋状に引き裂き、ネギをたっぷりと入れ、唐辛子粉と唐辛子みそで辛く味付けしたスープ。ユッケジャンは、ソウルの郷土料理でもあるんです。夏にソウル旅行をした際にはぜひ食べてみてくださいね。
辛くない!優しい味の韓国スープ種類まとめ
1. 갈비탕 カルビタン
カルビタンは、牛の「カルビ」を煮込んだスープのことです。「カルビ」とは牛の肋骨やそのまわりの肉のことを言います。カルビを長時間煮込んだスープに、ネギやニンニクを加え、塩、胡椒で薄味をつけたスープなので、各自が食べる際に、それぞれ塩やタデギ(ニンニクやショウガ、粉唐辛子などを混ぜ合わせたペースト状の合わせ調味料)などで味の調節をします。
辛いものが苦手な方は、優しい塩味で食べてみてくださいね。カルビタンのカルビは、スープを取るだけではなく、具としても入っているので、牛の旨味を丸ごと味わえるスープになっています!
2. 곰탕 コムタン
コムタンは、牛肉と内臓などを煮こんだスープです。「コム」には、「よく煮込む」という意味があり、名前の通り牛の胸部の肉、スネ肉、肺、胃、腸などの各部位を長時間煮込んだスープなんです。そのスープに茹でた牛肉を薄切りにしたものを具として乗せ、ネギなどの薬味を加えて食べます。ごはんを入れて食べてもとても美味しいですよ!
3. 닭곰탕 タッコムタン
タッコムタンは、鶏肉を煮こんだスープのこと。「タッ」は鶏を意味します。鶏肉を長ネギやショウガ、ニンニクなどと長時間煮込み、塩、胡椒、または唐辛子などを混ぜた調味ダレで味付けして食べます。家庭料理としても作られるほか、食堂やスープ料理専門店でも食べることができます。