2PMの兵役期間は?
ここからは、2PMの気になる兵役期間について解説していきます!
全員が入隊を終え、それぞれの所属部隊や除隊時期などの気になる情報をまとめてみました。
2017年9月4日入隊〔テギョン〕
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2017年9月4日に入隊したテギョン。彼はアメリカの永住権を放棄した上、腰の椎間板ヘルニアで社会服務要員の判定を受けたにもかかわらず、手術と治療の末に自ら進んで入隊したため「国民の模範」「スターのお手本」「特別な男」と韓国メディアから絶賛されました。
テギョンの配属先は韓国北部の京畿道(キョンギド)、第9歩兵師団。ここはかつて朝鮮戦争の激戦地で奮闘し、ベトナム戦争にも派兵されて数多の戦果を挙げている超名門部隊で、別名「白馬部隊」と呼ばれています。
テギョンは部隊でも常に率先した姿勢で軍生活を誠実に行ない、隊員の中でも良い評価を受けてきた事で、2019年4月に兵務庁から模範兵士として表彰されました。
テギョンは2019年5月16日に除隊し、2PMで最初に兵役を終えたメンバーとなりました。今後の活躍に目が離せませんね!
2018年5月8日入隊〔Jun.K〕
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Jun. Kは2018年5月8日に入隊しました。彼の配属された韓国軍第2師団は江原道(カンウォンド)にあり、怒濤部隊、別名で「山岳部隊」とも呼ばれます。江原道は起伏の多い地域であり、韓国の中でも1番冬が寒く夏は暑い気候の地域でもあるそうです。厳しい場所にある部隊なのですね。
この怒濤部隊は韓国がアメリカと合同軍事訓練をするときにも一番多く合同軍事訓練に参加する部隊で、韓国の全師団の中で訓練の量が一番多いと言われています。そうした訓練を通して、戦闘力が非常に高い歩兵や砲兵が育てられています。
2018年12月に俳優のソンジュン、2019年1月にはSHINeeのオニュも怒涛部隊に入隊しています。イケメン率も非常に高そうです。
2019年6月3日には、SNSでJun.Kが特級戦士に命じられたことを報告しました。特級戦士とは、訓練において優秀な成績を収めた、いわば模範生のような誇らしい称号なんです!
2018年7月9日入隊〔ウヨン〕
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2PMからの3人目の入隊者、ウヨンは2018年7月9日に兵役をスタートしました。
配属先はJun. Kの怒涛部隊と同じく江原道(カンウォンド)にある第21師団、有名な白頭山部隊です。白頭山部隊が駐屯しているのは、冬には零下30度まで下がることもある豪雪地帯。
雪かきが訓練にプラスされることと、国境前の前方鉄柵を担当する部隊で補修工事などの作業も多いため、兵士たちはシャベルを持って作業することが多く、白頭山部隊は白頭シャベル隊とも呼ばれるそうです。
白頭山部隊の1番重要な任務が、軍事境界線の防衛です。この部隊は最も長い距離の軍事境界線を守っていると言われています。
日本にいると忘れがちな問題ですが、韓国にとっては軍事は国の最重要課題でもあります。除隊予定日は2020年2月28日。最前線にいるウヨン、無事に帰って来て欲しいです。
2019年5月30日入隊〔ジュノ〕
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ジュノは1990年1月生まれ、満29歳です。2018年のインタビューでは「来年頃に入隊しようと準備している」と話していたのですが、入隊の2日前に発表をし、2019年5月30日付で電撃入隊をしました。
インタビューでジュノは「入隊前、出来るだけ多くの作品、最大限多くの音源、最大限多くの公演をしたい。最大限ファンに会いたい」と語り、その言葉通り、2018年12月5日にソロ活動6年目の集大成となる初のベストアルバム「JUNHO THE BEST」をリリースし、3日間に渡って日本武道館公演も行われました。ファンへの最大の贈り物ですね。
ジュノは2PMの活動当時、アクロバティックの練習で負った右肩の怪我を手術をし、脊椎骨折の診断を受けたことから社会服務要員として兵役の義務を全うすると伝えられました。
ジュノも兵役期間短縮の対象者なので、入隊後約2年弱で戻って来てくれるでしょう。除隊予定は2021年となります。
2019年6月11日入隊〔チャンソン〕
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チャンソンもジュノと同じく、1990年生まれの満29歳です。2020年の1月1日から12月31日までが30歳扱いとなり、兵役延期のリミット年齢となります。
チャンソンは2019年6月11日、陸軍現役で入隊しました。グループとしての空白期間をできるだけ短くしたいと考え、チャンソンとジュノは入隊を早めたとみられています。
兵役期間短縮の対象者となるので、今年中に入隊したチャンソンの除隊は約2年後の2021年となり、グループとしての活動は2021年の後半から行えることになります。
チャンソンは2018年5月にミニアルバム「Complex」を発売、日本でソロコンサートやファンミーティングも開催。俳優としてはドラマ「キム秘書がなぜそうか?」に出演するなど、ソロで沢山の活躍の場がありました。そのおかげで入隊したメンバーのいない寂しさがカバーされていました。
除隊予定は2021年です。遂に末っ子が入隊!2年後の活躍を心から待ちたいと思います。
タイ国籍を持つニックンは召集免除
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ニックン の国籍はタイ。韓国の兵役義務はニックンにはありませんが、タイにも兵役義務があり、2009年4月にタイの徴兵検査を受けました。
タイの徴兵検査が韓国と大きく違うのは、毎年4月に「軍隊抽選会」を実施し入隊可否を決める、抽選制というところです。壷から「赤ボール」を引くと1か月以内に入隊、「黒ボール」は免除という、何とも辛いシステム。
ニックンの徴兵検査では、ニックンは抽選ではなく自動的に兵役免除となりました。JYPエンターテインメントは
「タイの兵役方式が抽選であることは事実だが、必要以上の志願者が集まった場合は抽選を行わない」 「今回の場合も、志願者が多く、ニックンは自動的に免除となった」
と伝えました。ニックンが徴兵検査を受けた2009年は軍隊への志願者が多かったようです。
2018年秋、ニックン は母国タイで「アジア・スーパースター・アワード」を受賞。2PMとしての活動はもちろん、俳優として出演したタイ映画「Brother of the Year(原題)」がハリウッド大作を抜いて大ヒットしたのも評価されました。 これからも精力的にソロ活動を続けながら、5人のメンバーが帰ってくるのを待っていてくれることでしょう。
芸能復帰が難しい韓国の兵役事情
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かつて韓国では「兵役は芸能人の墓場」と言われていました。以前は軍隊の服務期間が今よりも長く、しかも服務中の活動を一切発信することが出来ないので、ファンから忘れ去られてしまうのが原因でした。
しかし現在は服務期間が短縮され、入隊中の活動も様々な形で知ることが出来ます。逆に軍隊で活躍したことが賞賛され、新たなファンを増やした芸能人もいます。
2PMから現在入隊しているメンバーは男らしいイメージ通り、厳しい部隊で活躍しています。これから入隊するメンバーとともに、軍隊生活で益々パワーアップして完全復活してくれることでしょう。
6人が揃うのは2021年以降の予定です。元気に戻って来てくれることを願っています!